

日本文学講読CI・Ⅱ
日本の近現代文学、特に小説を中心にした〈読み〉の授業です。テクストを如何に読むのか、その方法と発想について学修します。
教授上田 穗積
授業・研究について
■授業について
実際の授業では、多種多様な資料に基づき、テクストが織りなされた時空間を再現し、追体験をすることを目標にしています。
学生には課題について調査して貰い、それを自分の意見の中に消化し、自説の確立を図っていただきます。
その上で、レジュメを準備して、発表し、学生同士で討議することが授業で行うことの中心になります。
■研究について
わたしの主な研究内容は、近現代の小説研究ですが、私小説の研究、自然主義文学の研究、そして村上春樹研究がその中心になります。
作品を読むと言っても、それはあらすじをまとめることや登場人物の心情を理解することではありません。
そのことにまったく触れないわけではありませんが、記述された現象の〈意味〉を考究することです。
文面の字面を追い掛けて、主人公の心情を理解することは、所謂、学習指導要領における「国語」の理解になります。
大学ではテクストの奥行きを文化表象として理解することになります。それを行うのが、わたしの研究室の目的であり、目標です。
講師の紹介


教授上田 穗積
担当授業
- 日本文学講読CI・II
- 日本文学演習II
- 日本文学史AI
- 基礎ゼミAI
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研究専門分野
日本近現代文学
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研究室名
近現代文学研究室
中高生への
メッセージ
とにかく真摯にテクストに向き合い、読み解くことに尽きますので、生徒の時は、学校の教科書以外の書物を出来る限り濫読しておくことが大切です。
研究テーマ
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私小説および
自然主義小説の研究 -
村上春樹研究
その他の情報