

英語圏の社会と文化I・II
歴史の変化の中で、どのような社会がどのような文化を生み出したのか、知識だけではなく批判的に考察する力を身につけます。
講師山本 義浩
授業・研究について
■授業の紹介
「英語圏の社会と文化I・II」や「Studies in English AI」では、歴史の変化の中で、どのような社会がどのような文化を生み出したのかを、単に知識として学ぶだけでなく、批判的に考察する力を身につけます。「イギリス・アメリカ文学概論I・II」では、文学作品を分析するための文学理論を学び、それを実践的に活用しつつ、テクスト読解を通じて自らの考えを論理的に述べる能力を身につけます。
■研究の紹介
主にアメリカの文学及び文化を対象とした卒業論文執筆のため、ゼミ形式で卒業研究を行います。
毎年ゼミ生の研究テーマはバラバラ(例えばある年は、それぞれFPSゲーム、小説、映画を研究する学生たちがいました)ですが、必ず一緒に集まってディスカッションします。
発表担当になったゼミ生は、自分が調べたことを専門知識がない人にも分かるように説明し、聴く側は自分の関心や知識と結びつけて考えたことをフィードバックします。
本学の建学精神である「自立共同」の通り、みんなで協力して議論し、それらを最終的に卒業論文として独自の考えにまとめていくのが山本ゼミの特色です。
学問において、楽しいと感じられることは重要です。
楽しければ人は自ずと学びに向かうからです。
しかし、まずは自分が何を楽しいと思うかを知らなければなりません。
知るためには、学ぶことが必要です。
だから、さまざまな授業を受けて、何が楽しいか、何を学びたいかを考えましょう。
それが分かってくれば、あなたが向かうべき研究室も自ずと決まるはずです。
講師の紹介


講師山本 義浩
担当授業
- 英語圏の社会と文化I・II
- 英語リーディングII
- Studies in English AI
- イギリス・アメリカ文学概論I・II
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研究専門分野
アメリカ文学・文化研究
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研究概要
「ウィリアム・フォークナー作品研究」
アメリカ文学における代表的な作家であるウィリアム・フォークナーの長編小説『響きと怒り』における時間の主題がどのように構造化及び表象されているかを明らかにし、アメリカ南部社会の歴史と作品との関係を考察する。 「アメリカン・ドリームの研究」
アメリカにおいて、その精神的風土と物質的発展を支えてきた言説としてアメリカン・ドリームに着目し、文学作品や映画を通じてその表象を研究する。 -
論文
「Dilseyのテクスト――The Sound and the FuryにおけるGibson家の物語――」 「半分の死―William FaulknerのSoldiers’ Payにおける移動と家族―」 「フォークナー、村上春樹、イ・チャンドン――納屋を巡る暴力の諸相」など
中高生への
メッセージ
大学の4年間は自分の意思で学ぶことができる貴重な期間です。
知的好奇心を持っていろいろなことを学び、新たなことに挑戦し、沢山の友人を作り、実りの多い学生生活を過ごして下さい。
大学という場所は、さまざまな知識や経験、人間関係にアクセスするための鍵の宝庫です。
そこで得た鍵は、社会に出た後も様々な場面で役に立つでしょう。
研究テーマ
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William Faulkner作品の研究
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アメリカン・ドリーム
表象の研究
その他の情報