

医療画像工学
各種医用画像がどのような機序で形成がなされているかを学び、評価手法などを習得します
教授朝原 正喜
授業・研究について
■授業について
医療の世界で診断に用いられている各種の医用画像がどのような機序で形成がなされているかを学び、それらの画像の画質、すなわちコントラストや鮮鋭さ、ざらつきの大きさなどを評価する手法を習得します。さらにはディジタル医用画像において診断能を向上させるために施される画像処理についても学びます。
授業科目は国家試験出題科目ですので、決して易しくはありませんが丁寧に指導しています。授業の開始時に前回までの講義内容をおさらいする目的で毎回小テストを実施しています。このおかげで授業の復讐をする習慣がついたと、学生さんには理解を得られています。
■研究について
研究室ではX線撮影において被写体から発生する散乱線の影響を抑制する画像処理に関する研究や、深層学習を利用した画像解析等を行っています。
過去には光硬化樹脂3Dプリンタを用いて画像の視覚評価用ファントムや消化管模型を作成したこともあります。
診療放射線学科では診療経験の豊富な教員がより実践的な教育を心がけています。
3年次から始まる学内実習ではX線CTやMRI装置なども使用して臨床に近い検査を行うとともに、撮影した画像を教員も含めてみんなで検討し評価します。
教員と学生さんの距離が近いのが本学科の特徴です。
講師の紹介


教授朝原 正喜
担当授業
- 医療画像工学
- 医療画像情報学
中高生への
メッセージ
診療放射線技師は将来にわたって社会から必要とされる医療職です。理系の職種ですが、文系出身の学生さんも頑張って優秀な診療放射線技師となり、各地で活躍されています。診療放射線技師に興味のある方はオープンキャンパスに気軽に参加され、教員にお声がけください。

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