

日本文学概論B
古典散文学を教材として、作品を読むとは如何なる営為なのか、文学は政治や宗教や経済とどのように結びつき、そして離れるのかなどの視点・発想で日本文学を紐解いていきます。
教授佐々木 亨
授業・研究について
■研究について
ゼミの定番題材としは古典の著名な作品に加えて、昔話、安倍晴明、怪異譚などが挙げられます。
昔話は、時代変遷に伴う話形の集積、安倍晴明は説話に登場する識神の駆使、怪異譚は鬼、狐等々の類話探求と妖怪図絵の読み解きなどを課題として考察させています。
卒業研究は学びの集大成ですから、愉しんでとことん付き合う姿勢が求められます。
自分自身の研究としては、近世散文学を専門としています。
特に幕末から維新期の視覚的要素を強く伴う作品の文学史的展開について考察してきました。
正解がない問いを発して、それについて種々考察を巡らす。
知への探求を通じて洞察力、思索力を獲得してゆく。古典作品を通じて如上の作業を実践し、自分自身を大きく成長させてみましょう。
講師の紹介


教授佐々木 亨
担当授業
- 日本文学概論B
- 日本文学史BI・II
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研究室名
古典散文学研究室
中高生への
メッセージ
純粋に日本文学を学び、研究できる学部・学科が少なくなってきました。
日本文学に興味、関心がある諸君は、本格的に学べる本学科で精究してみませんか。
その他の情報