上野 | 電子情報工学科 | 理工学部 | 徳島文理大学香川キャンパス

立体像取得･生成システム研究室

高速画像演算ユニット（GPU）を使った高速化の研究、高測定精度となる演算アルゴリズム等、立体データの取得や生成に関わる技術等についての研究します。

教授上野　雅浩

授業について

画像データに関する基礎知識を習得するとともに画像処理の基本アルゴリズムを学習することで、画像情報処理の基礎を身に着けます。授業では、画像のディジタル化、フィルタ、2値化、パターン認識、色度図等に関する技術を学習します。

研究室では、立体データの取得や生成に関わる技術についての研究を行っています。たとえば、立体データ取得においては、最近は光を使った距離計測器（LiDAR）を使うことが一般的となりましたが、高速画像演算ユニット（GPU）を使った高速化の研究、高測定精度となる演算アルゴリズムの研究を進めています。また、ホログラフィ技術を応用した、焦点深度（集光が保たれる距離）がメートル級となる、通常のレンズではありえない光ビームの生成技術についても取り組んでいます。

研究室での研究遂行には、大学の授業ではあまり出てこない光学やディジタル信号処理の知識が必要ですが、教員が基礎から丁寧に教えますので、心配は無用です。主にソフトウェアを用いた研究となりますが、ゲームに多用される高速画像演算ユニット（GPU）や、ソフトウェアが通常扱えるデータ容量を超える信号処理等、さまざまなプログラミング技術に触れることができます。