伊達 | 電子情報工学科 | 理工学部 | 徳島文理大学香川キャンパス

通信サービス研究室

情報処理では、最新の情報技術を体系的に学ぶだけでなく、国家試験（ITパスポート試験、基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験）対策も指導しています。また、ソフトウェア工学では、実際にプログラミング（Python）をしながら、システム開発の基本や機械学習などの実用的なアルゴリズムなどを学ぶことができます。

教授伊達　宗和

研究テーマ

次世代アンビエントシステムの研究

授業について

スマートフォンやスマートウォッチのようなヒトが使用するモバイル端末だけではなく、最近では自動販売機や電気・ガスのメーター、自動車などの機械も無線を使って通信を行っており、無線通信技術の重要度が近年高まっています。通信工学の授業では、電波の基礎である昔ながらのラジオや無線から最近の無線LANなどにも使われる最新のデジタル通信まで技術の基本を理解し、応用に向けた実践力を獲得することを目指しています。

現在立ち上げ中の研究室では初代の卒研生の提案により、スポーツをターゲットとして選手の位置や運動をセンサーネットワークなどで計測したり、AIにより認識したりするシステムや、センシング情報を分析して分かり易く提示する技術の研究を計画しています。

通信サービスの研究は、通信技術だけでなく周辺技術が重要になる学際領域の研究です。通信の基礎、デバイス、センサーネットワーク、制御、ディスプレイ装置、ヒューマンファクターなどの幅広い分野を扱っている国内でも数少ない研究室です。

講師の紹介

教授伊達　宗和

担当授業

通信工学: 光情報工学
情報理論: 確率統計学
情報応用工学実験Ａ: 基礎ゼミナールＡ
電子情報通信基礎工学特論: 情報伝送工学特論

研究室名

通信サービス研究室
研究コメント

単純に情報を送るだけでは使いやすい通信（コミュニケーション）サービスにはなりません。使う人の視点に立ったヒューマンセントリックなシステムを学びます。
経歴･学歴

1990年3月
学習院大学　理学部　物理学科卒業 1992年3月
東京工業大学　総合理工学研究科　電子システム専攻　修士課程修了 1992年4月
日本電信電話株式会社　境界領域研究所 2003年3月
東京理科大学　理学研究科　化学専攻　博士（理学）乙類取得 2010年7月
エヌ・ティ・ティコムウェア株式会社　基盤技術本部 2012年10月
日本電信電話株式会社　メディアインテリジェンス研究所 2023年3月
徳島文理大学理工学部電子情報工学科　教授
論文

M. Date, S. Shimizu, S. Yamamoto, "Visually Equivalent Light Field 3D for Portable Displays," IEEE Trans. on Industry Applications, 58（5）, pp.5659-5666 (2022). M. Date, H. Takada, A. Kojima,　"Viewpoint image generation for head tracking 3D display using multi-camera and approximate depth information," J. of the Society for Information Display, 23(8), pp.339-346 (2015). M. Date, H.Takada, Y. Honda, S. Ozawa, S. Mieda, A. Kojima, "Highly Realistic 3D Display System for Space Composition Telecommunication," IEEE J. of Display Technology, 11(2), pp.121-128. (2015). M. Date, Y. Andoh, H. Takada, Y. Ohtani, N. Matsuura, "Depth reproducibility of multiview depth-fused 3-D display, J. of the Society for Information Display," 18(7), pp.470-475 (2010).