

放射線生物学
放射線が生体に及ぼす影響を
分子・細胞レベルから
個体レベルまで、
総合的に扱います。
教授保田 定利
授業・研究について
■授業について
放射線生物学は放射線が生体に及ぼす影響を分子・細胞レベルから個体レベルまで、総合的に扱う学問です。
診療放射線技師として、放射線生物学を学修する目的は放射線治療との密接な関連性があります。放射線治療は腫瘍細胞にピンポイントで放射線を照射し、正常組織を温存し、腫瘍細胞のみに照射をして、癌組織を根絶するのが目的です。
放射線治療の理解には放射線生物学の基本的知識が必要です。これらを総合的に学修します。
■研究について
人体に極微量の放射性核種を含んだ医薬品を静脈注射して生体の機能・代謝画像を得るのが核医学検査です。
この画像を得るまでの過程には様々な学問と関係します。
例えば数学手法・物理現象などを理解した上での核医学画像処理が行われます。
画像処理の良し悪しにより診断価値が左右されてしまいます。
従って、医師に最良な診断価値のある画像を提供するためには、どのような画像処理をすれば良いのかが研究テーマです。
講師の紹介


教授保田 定利
担当授業
- 放射線生物学
- 核医学検査技術学Ⅱ(各論)
- 核医学検査技術学演習
中高生への
メッセージ
中学生・高校生の皆さんはこれからの人生で何をしたいのか・どのような人になりたいのかを、まず自分自身で決めましょう。もし、それが見当たらない場合は、様々な本を読むことをお勧めします。その本は自分の好きなことを書いてある本です。理科系に進む場合は普段から、様々な事に対して「なぜこうなるか」の疑問を持つ事が大切です。そして、診療放射線技師に興味があるのでしたら、一緒に国家試験を目指して頑張りましょう。

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