大学院
Graduate School Graduate School

研究科長挨拶

「創製と発見」の現場で研究者としての可能性を確かなものに。

失敗や苦しみを乗り越えた先に見えてくる成功がある。積み重ねた経験が成長の糧に。

 学部での学びをもとに、研究活動を通じて、さらに高度で発展的な学びを実現する場が大学院です。「創製と発見」が研究活動の目的です。すなわち、どこにもない化合物を自らの手で作り出す、或いは、まだ誰も知らない知見を発見するといった、「創製と発見」の現場に立ち会うことが出来るのが大学院生です。時には、世界を変えるような重要な発見に出会うこともあるかもしれません。あなたがその手で作り出した化合物が、世界の多くの人々に健康と幸福をもたらす可能性もあるのです。大学院生の皆さんは、全員が等しくその可能性を秘めています。もちろん研究活動では、いつも良い結果が出るとは限りません、上手くいかず苦しい期間を過ごすことも多々あります。しかし、成功はその先にしかありません。考えて、ひらめいて、挑戦して、また考える。そのような研究生活での経験が、大学院生の皆さんにとって、研究者として必要な考え方を修得する貴重な経験となると同時に、人間的な成長の糧となると考えています。

卒業生は幅広い分野で活躍。世界を変えるかもしれない「薬学」を究めよう。

 徳島文理大学大学院薬学研究科は、探究心と向上心、研究者としての独創性、さらには医療人としての広い視野と高い倫理観を身につけ、臨床現場で薬物医療の専門職として指導的役割を果たす薬剤師、ならびに医薬品開発の中心的な役割を担える研究者を養成しています。
 薬学研究科の講座は、徳島キャンパスと香川キャンパス(2025年度から高松キャンパス)に分かれて設置されており、希望の専攻分野に応じてキャンパスを選択できます。これまでの卒業生は、地域医療の先導的役割を担う薬剤師として、また医薬品企業、化学・食品メーカーなどの研究者、大学等の研究機関の研究者としてなど、幅広い分野で活躍しています。徳島文理大学大学院薬学研究科で、あなたの人生を変えるかもしれない、「研究の世界」への扉を開いてみませんか。

今川 洋
大学院 薬学研究科長