大学院
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研究科長挨拶

開かれた学びの場として高度なプロフェッショナルを育成する

自分に合ったスタイルで学び研究を通して「経験知」を確かなものにする

 看護は経験や実践がものをいう領域といわれていますが、大学院の研究では、個人が経験的に知っている知識を裏付けて可視化し、看護の質の向上を目指します。「この看護には本当に価値があるのか」「もっと良くするための改善点は何か」といった課題を見つけた時が成長の瞬間。看護学研究科には、看護師として働く中で見つけた課題に対し、主体的に取り組んでいる学生が多く在籍しています。そのため、仕事や家庭と両立しながら学習できるよう、夜間開講や土・日曜の集中講義、リモート環境を活用した授業やディスカッションなど、柔軟な学習環境を整備。また、長期履修制度もあり、各人が生活スタイルに合わせて学習計画を立てることができます。

課題解決を担う人材を育成する総合大学の強みを生かした学び

 当研究科が目指すのは、より専門的な看護人材の育成です。高度な実践家として、看護管理者として、あるいは教育研究者として活躍する高度人材を輩出するため、カリキュラムは看護の基盤となる科目と、実践看護に関する科目から構成されています。人々の健康や生活に影響する困難な課題に対して科学的根拠に基づいた解決ができる人材を育成します。また、本学には、薬剤師や理学療法士、心理士などの養成コースがあるため、さまざまな医療領域の専門家がおり、総合的な学びも可能です。他領域の専門家と協働して看護の立場から地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。

谷 洋江
大学院 看護学研究科 研究科長