専攻科
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専攻科長挨拶

1年で専修免許を取得可能。教育のプロを目指すあなたへ。

理論と実践を兼ねた学びの環境で教員としての質を高める

 人間生活学専攻と児童学専攻からなる人間生活学専攻科は、教員に必要な資質・能力をよりいっそう高めることを目指します。1年で最高の教員免許状である専修免許状を取得でき、なかでも人間生活学専攻は、全国の私立大学で唯一養護教諭の専修免許状を取得できる専攻科です。免許取得に向けた理論的な学びに加え、培った技術を現場で生かすための実践的な学びも充実しています。実際に小学校や中学校の教育現場に出向くこともあります。また、人間生活学専攻は8名、児童学専攻は6名と少人数体制をとることで、学生一人ひとりに合わせたきめ細やかな指導を実現させています。

授業づくりのいろはを多面的なアプローチで体得する

 質の高い教員は、子ども好きだけでも人柄がよいだけでもいけないのであり、教えることの技術を十分にマスターできた人でなければならないといわれています。人間生活学専攻科では、よりよい授業づくりができるよう、すぐれた指導技術のあり方について、以下の2点から検討していきます。第一は指導技術の実体的側面であり、授業が始まる以前の教材=解釈づくり、呼びかける指導案づくり等のあり方に言及していきます。第二は指導技術の作用的側面であり、授業が始まってからの授業の展開場面における「まなざし」「語りかけ」「発問」「タクト」「班話し合い」や「指導的評価活動」等の教授行為のあり方を追求していきます。本専攻科での学びを通して、教えることの技術を強力に鍛え、育てることで、未来を担う子どもたちに質の高い教育を届けられる教員の育成を目指していきたいと思います。

三橋 謙一郎
人間生活学専攻科 専攻科長