ナメクジの脳で神経メカニズムを学ぼう!
プログラム名 | ナメクジの脳で神経メカニズムを学ぼう! |
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開催日 | 2025年8月8日(金) |
開催会場 | 徳島文理大学 高松駅キャンパス 住所:〒760-8542 香川県高松市浜ノ町8-53 アクセスマップはこちら |
受講対象者 | 中学2・3 年生、高校1〜3年生 |
募集人数 | 20名 |
集合場所 | 徳島文理大学香川薬学部東棟10階(高松駅キャンパス) |
集合時間 | 10:00~10:30 |
持ち物 | 筆記用具、動きやすい服装 |
特記事項 | ・ナメクジの解剖作業があります。貝類のアレルギー、手袋のラテックスにアレルギーがある方は申込時にお知らせください。 ・昼食にお弁当を用意します。(無料) |
担当教員 |
徳島文理大学香川薬学部 |
自己紹介 | 学生時代から軟体動物腹足類(巻貝、アメフラシ、ナメクジ)を対象として、行動を変化させる遺伝子、分子の研究をしてきました。研究では、DNA、RNAなどを使った分子生物学的手法を主に使っています。 趣味として海や干潟で生き物を探すこと(いわゆる「ガサガサ」)、行動を観察することも大好きです。楽しかった生き物観察の体験があれば、ぜひ教えてください。 |
課題番号 | 25HT0146 |
この科研費について、さらに詳しく知りたい方はこちら
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000070374220
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
内容
軟体動物チャコウラナメクジは、現在日本でもっとも身近なナメクジです。夜行性の彼らにとって重要な環境情報は「匂い」です。ナメクジの脳構造はほ乳類と比べてシンプルですが、「匂い」の情報を「脳波」を使って高度に処理しています。
このプログラムでは①ナメクジを使った動物行動の観察、②解剖と脳組織の観察、③脳波の記録といった実験を参加者のみなさんに行ってもらい、私たちが進めている研究を紹介します。
一連の実験を通して、動物行動の基となる脳(中枢神経系)ではたらくメカニズムを学んでいただき、実験の魅力と研究の面白さを伝えたいと思います。
スケジュール
10:00~10:30 | 受付(集合場所: 徳島文理大学高松駅キャンパス東棟10階E1007 薬学学生実習室2) |
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10:30~11:00 | 開講式(挨拶、オリエンテーション、科研費の説明) |
10:30~11:30 | 実験①[行動観察、匂い刺激に対する行動を記録] |
11:30~12:00 | 実験結果のまとめ |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~13:30 | 講義 [動物個体における神経メカニズム、クイズ] |
13:30~14:30 | 実験② [動物個体の解剖、脳と周辺組織の観察] |
14:30~15:00 | 休憩及び実験への質問時間 |
15:00~15:30 | 実験③ [脳波の観察] |
15:30~16:30 | 講義 [まとめ、申請者の研究内容解説、未来博士号授与式] |
16:30 | 解散 |
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