施設案内

口腔保健学科

基礎実習室では、マネキンを使って歯科衛生士に必要な技術の基礎を学びます。48台のファントム実習机が設置され、一人ひとりがしっかり実習できる環境です。

臨床実習室では24台の歯科診療ユニットを活用し、学生たちが歯科衛生士としての技術を磨いています。診療所と同じ機器を使ってX線撮影の実習も行います。

模擬歯科診察室では歯科医院を模した、受付、歯科診療ユニット、X線室が備えられ、臨床現場に近い環境での模擬実習が行える設備がそろっています。

X線室には実際に撮影の可能な口内法エックス線撮影装置とパノラマエックス線撮影装置が備えられ、エックス線撮影の準備や撮影時の診療補助、撮影器材の管理などについて学びます。

起きる・立つなどの基本動作や筋力増強運動、関節可動域改善、バランス改善などの治療手技を獲得するための実技練習を行います。大型モニターが３台設置され、後ろの席からでも見やすくなっています。

主に４年生が長期実習を終えたあとに、グループ学習を行うための部屋です。グループで行うため、間仕切りやホワイトボードなどを多く設置し学習しやすい環境となっています。その他の期間は、誰でも自由に利用できます。

最先端の評価機器である三次元動作分析装置が設置されています。この装置は、多くのカメラを使用し人の動きを撮影することにより、数ミリ単位の制度で動作を計測・解析するものです。教員の研究や学生の卒業研究で活用しています。

物理療法は、電気や光線、超音波、温熱などの物理的なエネルギーを利用し治療をするものです。それらを安全に利用するために電気刺激、レーザー、超音波などの機器を実際に使用した実習を行います。

看護学科に入学して一番初めに使う実習室です。ベッドメイキングや清拭、与薬、吸引などの基本的看護技術を学びます。２つの実習室には25台のベッドの他、実際の病院と同等の設備・物品が豊富に備えられています。空き時間は学生が自由に使用して技術を高めることができます。

手術を受ける患者さんや救命救急処置などの援助技術を学びます。学習用電子カルテ、高機能シミュレーター、ライブ配信システムなどの教育DXのシステムが完備されています。高機能シミュレーターモデルを活用することで、病院実習では経験できない事例を含めたリアルな演習ができます。

小児の看護について学びます。いろいろな年齢の小児モデル人形を使って身体計測やバイタルサイン測定、寝衣交換などの技術演習をします。プレイルームも再現しており、子どもの成長・発達を促す遊びについて考えます。

妊娠・出産・産後ケアや新生児のケアについて学びます。新生児の沐浴設備、分娩介助をおこなうための分娩台、未熟児をケアするための保育器、インファントウォーマーなど助産演習に必要なシミュレーターや器具類を完備しています。

地域・在宅で生活・療養する人々への援助技術を学びます。和室、浴室、キッチン、トイレなどすべてが在宅で療養される方をイメージした仕様になっています。また、自助具の体験などできます。

画像情報学実習室には70台の画像情報端末と医療用モニタを保有しています。学生が一人ずつ、CT、MRI、核医学検査などのデータを用いた様々な画像処理のほか、画像解剖学の理解、画像診断学の実習を行います。

CTやMRI装置をはじめ、エックス線撮影装置、マンモグラフィー、超音波など最新の検査機器と画像処理機器を扱いながら、撮影から画像処理にいたる画像診断の最先端を学ぶことができます。実際の病院環境に近い充実した環境で実践的な知識と技術の修得が可能です。

高機能な人体シミュレーターを用いて、主に集中治療室を模擬した実習を行っています。人工呼吸器やECMOなど実際の医療機器を使用して実習を行っています。

心臓手術をはじめ実際の手術室と同じ環境を作っています。また、最新鋭の人工心肺装置を新たに導入しました。学生さんは実際に装置を使用することで、より深く学べます。