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協定校留学(韓国)体験記 兼田 奈実さん

2022年に韓国 檀国大学へ交換留学をした兼田 奈実(建築デザイン学科)さんの体験記です。

 
かねだ なみ
兼田 奈実
人間生活学部 建築デザイン学科4年(※留学時の学年です)
留学先 / 韓国 檀国大学
留学期間 / 2022年2月~2023年1月

交換留学体験記~コロナ禍の留学を振り返ってみて~

私は2022年2月から韓国の檀国大学へ交換留学しました。

 

2月はまだ新型コロナウイルスのため入国後の隔離や規制がありました。しかし、段々と規制も緩和されコロナ以前と同じような生活をすることができました。

前期の授業は専門科目、一般教養はオンライン授業でしたが、外国人のための授業は対面で行われていました。

後期はすべて対面授業となりました。思っていたよりもコロナによる行動制限もなく、楽しく留学生活を送ることができました。

 

私は、大学入学前から韓国への留学を考えていました。

韓国の生活文化に興味を持ち、実際に現地で生活をしながら習慣や文化を体験したいと強く思い、留学を決意しました。

留学に行くまでの準備としては、1年間の留学を計画していたので3年間で卒業に必要な単位をすべて取得しました。

また、留学先では韓国語の授業ではなく、一般科目など正規生と同じ授業を履修しようと考えていたので、授業についていくことのできる語学力を身につけました。

 

留学先の大学は、韓国の京畿道(キョンギド)にある檀国大学です。ソウル中心部までは、バスで1時間30分程度で行くことができます。

 

檀国大学は韓国人の学生だけでなく様々な国の学生が在籍しており、キャンパスにいながら自然と国際交流ができる場所です。

また、最寄りの地下鉄駅まではバスで15~20分程度、歩いて40分ぐらいです。学校の周辺はカフェや飲食店がところ狭しとあります。

学校から駅までの間にもカフェや飲食店、ドラックストアが、駅周辺にはマートや雑貨店もあり、とても生活しやすい方だと思います。

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留学期間中、休日の過ごし方や交流関係など現地の人たちとの交流について紹介します。

 

前期はほかの国からの留学生たちや韓国人とソウルに行ったり、ご飯に行ったりしていました。

前期はオンライン授業でしたが、グループ課題や活動を通じて仲良くなり、授業以外でも交流がありました。

後期は、テニスの部活動に入部したことから、休みの日はレンタカーでアウトレットに行ったり、夜景を見に行ったりと、ほぼ部活のメンバーと過ごしていました。

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クリスマスには、みんなで集まりクリスマスパーティーをしたことがとても楽しかったです。

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週末には部活動の一環として、大会や他の学校との交流戦、部内戦、MT、卒業生との交流戦など様々な行事を体験することができました。留学中に、現地の部活やサークル活動を経験することは簡単にできることではないので、交友関係を広げるためにはとてもお勧めです。

 

前後期を通して私が履修した授業は、韓国語や一般教養、国語文学科の専門科目などですが、先に述べたように、韓国人学生と同じ条件で受ける授業を履修しようと決めていたので、当然ながら語学力が求められます。

 私は以前から独学で韓国語を学んだため、韓国語能力試験(TOPIK)を受けるためのテキストを購入し、勉強をしていました。ただ、テキストで勉強するだけでは、なかなか会話は上達しませんでした。ですので、実際に韓国語を使い会話をしたり、韓国語でニュースを聞いたりして勉強をしました。

 留学中は、日本にいると出会うことのできない人たちと交流をすることができました。特に自分の韓国語が通じ、意思疎通ができることがうれしかったです。留学を通じ、様々な人たちと交流をすることで多くの刺激をもらうことができました。また、これからの目標をたてることができ、充実した留学生活になりました。

 

 私はこの留学を通じて様々な経験をすることができました。慣れない土地での生活には不安があると思いますが、勇気を出して一歩踏み出してみると、今までとは違う世界に羽ばたくことができると思います。

留学中のスナップショット

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