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交換留学(韓国)体験記

韓国へ交換留学生(2019年2月28日~12月31日)として留学している人間生活学部建築デザイン学科2年生 新里 朝日さんの体験記です。

コメント

交換留学をしようと思ったきっかけは?

 国にこだわらず、以前から海外留学に興味を持っていて、長期留学は学生時代にしか経験できないことだと思いましたので、チャレンジしました。

留学先として韓国を選んだ理由

 韓国は、日本に最も近い国ということで安心感が持てたことと。韓国ドラマが好きで、韓国の建物や文化に興味があったからです。また、協定校の檀国大学への留学は、本学との協定条件として寮費が無償であることも魅力的でした。

“檀国大学”はどんなところ?

 檀国大学は、色々な国の人が在学していて、とても国際的な大学です。英語の勉強はもちろんのこと、アジア圏からは中国人留学生が多いため、中国語の勉強をする機会もあります。まさに、「学内で国際交流」が可能な活気あふれる大学です。

 竹田キャンパスは、ソウル中心部よりバス一本で行けるので出かける際にもとても便利な場所にあります。

平日の1日のスケジュール

 午前 語学堂にて交換留学生対象の韓国語授業(毎日4時間)

 午後 一般教養科目の受講、授業がない日は、社会勉強のための様々な観光地や史跡を見学したり、買い物に出かけたりしています。
夜は、寮で韓国語の予習復習をします。

 また、「外国語チューターリング」制度を利用し、私たち留学生は、毎週木曜日の夕方、韓国人学生に日本語を教えるボランティア活動をしています。私は、上級コースにて、5人の韓国人学生に日本語を教えています。韓国人学生の多くは、日本にとても興味があり、私の日本語にも熱心に耳を傾けてくれます。韓国人学生たちと、日本と韓国の文化の違いなどについて語り合うことはとても楽しいです。韓国人学生は、自己主張がはっきりしていますし、面白く優しいです。

特に楽しいことや大変だと思うこと

 楽しいことは、休日の観光や他の国の人とお喋りをすることです。大変なことは、言葉がうまく伝わらない時、食べ物が激辛の時や最近社会問題にもなっているPM2.5の現象のため空気が悪いことを体験する時です。

カルチャーショックを受けたこと

 バスの運転がとても荒っぽくて怖いのとスピードが速すぎるのでバス酔いしそうになること。また、公共交通機関の料金が日本に比べて非常に安いこと。店員さんの接客が少し大雑把なことです。

将来の夢

 私は将来、建築関係の仕事に就く予定ですが、この度の留学で体験したことや学んだことを、仕事にも活かせられるよう、日頃の様々な活動に真剣に取り組みたいと思います。また、この大学で巡り会った他国の友達を訪ねて、世界を旅することです。

海外留学に興味のある学生たちへの応援メッセージ

 海外留学は、学生のうちに行くべきだと思います。 良い人生経験にもなれるし、将来の目標を決めるにも関係してくることに間違いないです。 留学には、お金や語学力も必要ですが、最も必要なのは、“勇気”です! 皆さんもぜひ、チャレンジしてみて下さい。

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