公開日 2025年08月26日
8月24日(日)、保育科教授 釘宮貴子先生による「歌は世界をめぐる~西洋から日本へ、日本から西洋へ~」を開催いたしました。はじめに短期大学部長岡部先生がご挨拶されました。
お話しとピアノは釘宮貴子先生、歌は音楽学部非常勤講師の山本綾子先生です。
第1部は、明治時代に日本に入ってきた西洋の音楽が、「むすんでひらいて」「こぎつね」「ちょうちょう」など今では日本の歌として親しまれている歌になった経緯を演奏と共にお話ししてくださいました。参加者も一緒に歌ったり動きをつけたりして、楽しみながらの学びの時間でした。
第2部は西洋音楽に日本のメロディーが取り入れられている作品を紹介してくださいました。
有名なプッチーニ作曲「蝶々夫人」では「さくらさくら」や民謡のメロディーが取り入れられていることが有名ですが、釘宮先生が発見して学会でも発表されたという、ルドルフ・ディットリヒの《日本楽譜1》から〈地搗歌〉の曲が取り入れられていることも紹介してくださいました。
最後は山本先生が、有名なアリア「ある晴れた日に」を感動的に歌い上げてくださいました。
新しい知識を得て頭が活性化し、素晴らしいピアノと歌で心が癒された素敵な時間でした。
短期大学部では次々に地域に向けた講座を開催いたします。
次回は10月25日(土)に生活科学専攻と商科、言語コミュニケーション学科の3つの講座が開催されます。ぜひお申し込みください。
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