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口腔機能低下症の実習を紹介します

公開日 2022年01月27日

要介護高齢者などに認められる口腔機能低下症は口の働きが衰えることによって起こる疾患です

この疾患の診断は、口腔の機能を調べる七項目の検査によって行います

 

まず咬む力の目安となる、残存歯数について調べます

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こちらは舌表面の湿潤度から口腔乾燥を調べる装置です

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この装置では飲み込む能力に関係する舌の力を測定します

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こちらの装置は6秒間に発音できる「パ・タ・カ」の音の数で、舌や唇の運動機能を調べます

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2年生の検査結果です(基準値以上が正常)、これらの音は咀嚼や嚥下機能に関連が深いことが知られています

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「パ・タ・カ」の正確な発音は、健常者でも意外と難しいものですね…

 

この実習は2年生後期の授業、歯科保健指導演習の一部として行っています