臨床工学科

臨床工学科 TOPICS

香川臨床工学科
2018年09月19日
卒業研究発表会
香川臨床工学科
2018年09月06日
第29回日本パラ陸上競技選手権大会
香川臨床工学科
2018年08月08日
第9回臨床実習報告会を行いました
香川臨床工学科
2018年07月23日
西日本豪雨災害義援金活動を行いました
香川臨床工学科
2018年04月05日
第31回臨床工学技士国家試験・合格発表

日々高度化する医療機器を安全確実に運用するためには、工学的知識を持った医療スタッフがチーム医療の一員として望まれていました。そこで誕生したのが臨床工学技士で、循環・呼吸・代謝など生命維持に不可欠な生体機能を代行する装置を中心に操作しています。他の医療機器においても知識と技能を持って保守点検を行うことで安全な医療を提供できるようになるなど、いまやチーム医療の一員として欠かすことのできない存在になっています。建学の精神「自立協同」に基づいた教育で、豊かな人間性や協調性を備え、医療の最前線で積極的に行動できる臨床工学技士を育てます。

臨床工学科3つのポイント

  • 1
  • 1年次から臨床現場を意識した基礎から応用への教育で、臨床工学技士を養成
  • 2
  • 現場で役立つ実践的な教育で、迅速・安全・確実な技術を修得
  • 3
  • 最先端の設備を利用し、適応力のある人材を育成

在学生からのメッセージ

 幼い頃、祖父がICU(集中治療室)に入院していた時、人工呼吸器を操作していた臨床工学技士の姿を見て憧れました。そして、本学のオープンキャンパスに参加した際、臨床工学技士のやりがいを知り、大学の雰囲気がとても良く、内容も楽しかったため、徳島文理大学を志願しました。
授業では、実際に働く現場と同じ機器を使って実習が出来るためとても勉強になります。
 また、全国から集まっている様々な学部学科の学生と関われることが本学の魅力だと思います。

2年 前田 夏希さん(香川県出身)

 ■時間割(2017年度後期)
1講時 ネットワーク演習A 形体機能学演習B 医用機械工学概論 医用統計学演習A
2講時 英語C 医用安全管理学演習 医療関係法規 医用統計学演習A
3講時 食品加工学実習 病理学 経済学A 浄化管理技術実習 医用電子工学実験
4講時 医用工学演習D 浄化管理技術実習 医用電子工学実験
5講時
※2017年度取材時の情報です。
 時間割は、入学年度や希望資格・免許状等により異なります。
 1講時[9:05~10:35]、2講時[10:45~12:15]、3講時[13:05~14:35]、4講時[14:45~16:15]、5講時[16:25~17:55]


在学生からのメッセージ

 祖母が人工透析の治療を受けており、幼い頃から臨床工学技士という職種に興味を持っていました。
 本学は施設や設備が充実しており、患者模擬シミュレーターを使用して臨床現場を想定した実習を行うことができる上に、学習環境も整っていることから入学しました。
 サークル活動では杏樹祭実行委員として大学祭の運営に携わりました。先輩や後輩、そして先生方とのコミュニケーションを通じ、自身の積極性や協調性の成長にもつながったと思います。また。臨床実習に向けてクラスメイトと協力しながら勉学に励んでおり、臨床工学技士になる夢に向かって取り組んでいます。

3年 馬渡 瑞歩 さん(佐賀県出身)

 ■時間割(2017年度後期)
1講時 生医療機器演習B 基礎医学実習 循環管理技術演習 医療情報技術演習B
2講時 生体機能代行技術演習 基礎医学実習 医療材料工学 人工臓器学
3講時 操作技術シミュレーションD 臨床実習事前学習 循環管理技術実習 システム工学 医用画像工学演習
4講時 操作技術シミュレーションC 循環管理技術実習
5講時 操作技術シミュレーションC
※2017年度取材時の情報です。
 時間割は、入学年度や希望資格・免許状等により異なります。
 1講時[9:05~10:35]、2講時[10:45~12:15]、3講時[13:05~14:35]、4講時[14:45~16:15]、5講時[16:25~17:55]

科目一覧

1年次

一般教養と医学・工学の基礎を学ぶ!!
専門基礎分野
  • 人体の構造および機能

    解剖学 / 生理学

  • 臨床工学に必要な医学的基礎

    医学概論 / 医学用語演習A / 医学用語演習B

    医学概論

    医学概論

  • 臨床工学に必要な理工学的基礎

    医用工学演習A / 医用電気工学

    医用工学演習A(臨床工学技士に必要な工学的知識を理解!!)

    医療機器の原理となる工学的な知識を基礎から学習します。

  • 臨床工学に必要な医療情報技術とシステム工学の基礎

    医療情報工学

専門分野
  • 医用生体工学

    臨床工学概論 / 臨床工学演習

  • 医用機器学

    医用機器学概論 / 生体計測工学

  • 関連臨床医学

    早期臨床体験学習A

    早期臨床体験学習A

    早期臨床体験学習A

    医療従事者として必要な知識や技術を身につけます。早期から、医療従事者としての意識や責任感を養います

2年次

基礎を固め、専門知識を身につける!!
専門基礎分野
  • 人体の構造および機能

    生物化学

  • 臨床工学に必要な医学的基礎

    医療関係法規 / 病理学

  • 臨床工学に必要な理工学的基礎

    医用機械工学概論 / 医用電気工学実験

  • 臨床工学に必要な医療情報技術とシステム工学の基礎

    医療統計学演習A / ネットワーク演習

専門分野
  • 医用機器学

    生体計測技術学実習

    生体計測技術学実習

    生体計測技術学実習

    医療現場で用いられる計測装置の原理および操作方法を実践的に体験。生体計測の基礎から、臨床で用いられる応用技術までを修得できます

  • 生体機能技術学

    浄化管理技術実習

    浄化管理技術実習

    浄化管理技術実習

    血液浄化療法において、治療開始から終了までの一連の流れを学びます。また、血液浄化療法に用いる装置の原理や構造を理解し、安全に治療を提供できる知識と技術を修得します

  • 医用安全管理学

    医用安全管理学

  • 関連臨床医学

    臨床医学総論A・B

3年次

基礎を固め、専門知識を身につける!!
専門基礎分野
  • 臨床工学に必要な医学的基礎

    臨床薬理学 / 基礎医学実習

  • 臨床工学に必要な理工学的基礎

    医用物性工学 / 医用材料工学

  • 臨床工学に必要な医療情報技術とシステム工学の基礎

    医療情報技術演習A / システム工学

専門分野
  • 医用機器学

    医療機器演習A / 治療・検査機器実習

  • 生体機能技術学

    呼吸管理技術実習 / 循環管理技術実習

    循環管理技術実習

    循環管理技術実習

    心臓病手術で使用される人工心肺装置や、救急医療で使用される心肺補助装置の操作・管理を学びます。生命維持管理装置について最新の機器を備えた模擬手術室を利用した安全で高度なレベルの技術力・管理力の修得をめざします。

  • 医用安全管理学

    医用安全管理学実習 / 危機管理演習

    医用安全管理学実習

    医用安全管理学実習

    医療機器の安全管理技術について、手法・技術を実践 的に修得。医療の安全を守る臨床工学技士の役割を考え、学ぶことができます

  • 関連臨床医学

    臨床医学総論C

  • 臨床実習

    臨床実習事前学習

4年次

臨床現場をめざす!!
専門基礎分野
  • 臨床工学に必要な医学的基礎

    基礎医学特別演習

  • 臨床工学に必要な理工学的基礎

    医用工学特別演習

  • 臨床工学に必要な医療情報技術とシステム工学の基礎

    医療情報技術特別演習

専門分野
  • 医用生体工学

    医用生体工学研究演習A / 医用生体工学特別演習

  • 医用機器学

    医用機器学特別演習

  • 生体機能技術学

    生体機能代行技術学特別演習

  • 医用安全管理学

    医用安全管理学特別演習

  • 関連臨床医学

    臨床医学特別演習

  • 臨床実習

    臨床実習

    臨床実習

    臨床現場における臨床工学技士の役割を再確認するとともに、各種治療に対する理解をさらに深めます。また、治療や患者さんとの交流を通じて医療従事者としての心構えを深めます。

  • 卒業研究

    卒業研究

    卒業研究

    医療現場で遭遇する諸問題を発見・解決する能力は、医療・工学の専門家として必須の能力です。これからの医療を支える臨床工学技士として大きく成長させてくれます。

チーム医療を学習!!

交流によって学ぶチーム医療の重要性

徳島文理大学に導入されている設備は、香川県臨床工学技士会勉強会、徳島文理大学看護学科との交流授業、香川大学医学部学生や薬剤師さん主催セミナーでの設備使用など、各種団体がさまざまな用途で活用しています。そのため、臨床工学技士だけではなく、医師や看護師など他職種との交流が可能です。早い段階から多くの職種と触れ合うことによりチーム医療を体感することができ、お互いの職業に対する理解を深められるメリットがあります。

チーム医療を学習!!

めざせる進路

医療機関、医療機器メーカー、医療機器関連研究所、臨床工学技士養成校(教職員)、大学院など

就職率(臨床工学科)

97.7%

※2018年5月現在、厚生労働省・文部科学省共同調査に準拠

主な就職先(2018年3月卒業)

国立大学法人愛媛大学 愛媛大学医学部付属病院、国立大学法人香川大学 香川大学医学部附属病院、沖縄県立病院、学校法人北里研究所 北里大学病院、県立広島病院、日本赤十字社 高松赤十字病院、地方独立行政法人岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院、公益社団法人京都保健会 京都民医連中央病院、公立学校共済組合 四国中央病院、長崎市立病院機構 長崎みなとメディカルセンター、フクダ電子四国販売株式会社、綾川クリニック、医療法人さとに田園クリニック、医療法人協和会 協和会病院、医療法人錦秀会 阪和記念病院、医療法人社団重仁 まるがめ医療センター、医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院、医療法人社団谷本内科医院、医療法人住友別子病院、医療法人川村会 くぼかわ病院、医療法人藤井会 石切生喜病院、医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院、医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院、医療法人明和会 たまき青空病院、一般財団法人津山慈風会 津山中央病院、三豊総合病院企業団 三豊総合病院、社会医療法人きつこう会 多根総合病院、社会医療法人近森会 近森病院、社会医療法人社団三思会 東名厚木病院、社会医療法人川島会 川島病院、社会福祉法人恩賜財団済生会 香川県済生会病院、独立行政法人国立病院機構 近畿グループ、独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院、独立行政法人労働者健康安全機構 香川労災病院、独立行政法人労働者健康安全機構 神戸労災病院、医仁会武田総合病院、京都駅前武田透析クリニック 等

取得可能な資格

臨床工学技士国家試験受験資格/第1種ME技術実力検定/第2種ME技術実力検定

第31回臨床工学技士国家試験合格率はこちら

臨床工学技士国家試験対策

早期の段階から資格取得をめざす

本学では、臨床工学技士として働くための必要不可欠な国家資格合格率100%をめざし、取得に向け、模擬試験、集中ゼミ、個別指導をもとにした本学独自の国家試験対策を実施しています。

臨床工学技士国家試験対策
臨床工学技士とは

主に医療の最前線で、生命に直結する生命維持管理装置の操作及び保守管理を担います。具体的には血液浄化療法、体外循環法、呼吸療法等に用いる高度な医療機器の操作や安全管理を行います。また、ペースメーカー植え込み、心臓カテーテル検査、高気圧酸素治療、集中治療室、手術室など最先端の医療技術が用いられる場面で活躍します。さらに臨床工学技士は、病院の医療設備(ライフライン)についての安全管理も担い、医療事故を防ぐ重要な役割を担います。このため医学と工学の両面を兼ね備えた知識が必要となります。

臨床工学技士に聞きました(やりがい、辛いところ、めざしている人へのアドバイスなど)

Q 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
A 医療機器のプロフェッショナルとしての専門技術・知識をいかして、自分が取り扱う医療機器で意識不明の患者様が元気に退院していく姿を見ることや、患者様に感謝の言葉をいただいた時にこの仕事について良かったと思います。
Q この仕事の辛いところや厳しいところは?
A 臨床工学技士になっても、日進月歩の最新医療機器を操作・管理するためには、日々勉強しておかなければならないところです。また、病院の臨床工学技士数が不足しており忙しいところです。
Q この仕事をめざしている人へアドバイス
A 医療機器は日々進歩していて、すごく便利な機能が開発されています。臨床工学技士をめざす人には「便利な機械だな」で終わらずに、「どうしたらこれができるのか」を考えるクセをつけてほしいと思います。また機械のことについても、人の体のことについても詳しくならないといけないので、幅広く興味を持って楽しみながら勉強を続けてください。

教員・研究所の紹介

教授

・石原 国彦(機械力学(振動工学),流体工学・音響工学,流体関連振動・騒音)

・福田 信夫(循環器内科学全般,心・血管機能評価,心臓聴診の臨床応用)

・大倉 良昭
(ディジタルデータの符号化に関する理論:データ圧縮、符号理論、暗号理論,データハイディング,医療情報への応用)

・氏原 友三郎(手術機器・設備,医療機器安全管理,医療機器中央管理)

・上田 雅彦
(滅菌、消毒学,新生児集中治療室における人工呼吸療法,造血幹細胞採取(骨髄濃縮、末梢血幹細胞採取、リンパ球採取、顆粒球採取),医療機器安全管理技術)

・吉田 知司
(分光光度計による生体特性計測,ファントムの規格化の検討,画像処理応用(静止画像、動画像),水質の解析評価)

講師

・樫野 真(血液浄化全般,心電計の作成,医療機器管理)

・武蔵 健裕
(静脈系模擬循環回路を用いた血液浄化デバイスの動特性解析,喀痰吸引における効率改善,流動状態の可視化)

・後藤 朱里(生体材料と血液凝固反応亢進との関連性,血液凝固機序)