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浜松医科大学教授・日本病院薬剤師会副会長(医療政策部長) 川上純一先生に、ご講演いただきました。

公開日 2017年11月16日

2017年11月10日(金)に、中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムの活動の一環として、徳島文理大学主催の市民公開講座を開催しました。浜松医科大学教授・日本病院薬剤師会副会長(医療政策部長) 川上純一先生をお招きし、ご講演いただきました。また、香川薬学部キャンパスにもお越し頂き、本学学生向けにご講演いただきました。

市民公開講座「がん治療・緩和ケア領域における薬剤師業務と臨床研究:30年度改定や医療政策に関する動向もふまえて」では、がん化学療法や緩和ケア業務への新たな取り組みをご紹介いただき、チーム医療や社会保障制度において広がりつつある薬剤師の役割を実感できました。また、薬に対する専門性や研究成果を国民医療費削減のために利用できる実例や、努力に見合う加算制度について、長期展望も含めて分かりやすくご講演いただきました。

本学学生向けの特別講演「薬学を学び社会で活躍しよう:未来の医療を築く病院薬剤師」では、浜松医科大学病院薬剤師の先生方の取り組み(病棟業務、治療薬物モニタリング (TDM)、臨床研究等)を含めた活躍の実際をご紹介頂きました。

ご講演後には、親睦会にもご参加いただきました。病院薬剤師に就職予定の本学部学生と親身にお話して下さいました。

薬剤師の活躍する場が既にたかく広がってきていることを実感でき、今後の薬剤師像の明るい展望についても理解を深めることができる講演会でした。

この場を借りまして、お忙しい中ご講演を引き受けてくださった川上純一先生に、厚く御礼申し上げます。

講演会の様子
前列中央が川上純一先生。親睦会にて、香川薬学部の教員、学生とともに。