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かがわ子ども大学を開催しました!

公開日 2015年08月03日

8月1日(土)、香川県内の小学生4~6年生を対象に「かがわ子ども大学」を開催しました!
香川薬学部は「お薬を飲んだらどうなる?」と「お菓子な処方せん!」の豪華2本立て!

「お薬を飲んだらどうなる?」
お薬には粉薬、錠剤、カプセルなど、いろんな形がありますよね。形が違うのは、お薬が良く効くように、体の中で溶け出すタイミングが工夫されているからなんです。今回は、”ビタミンB12(メコバラミン)”の製剤を用いて、溶出試験(薬が溶け出す時間を測定する試験)を行いました。医薬品として販売されている、細粒剤、糖衣錠(錠剤をショ糖でコーティングしたもの)と大学で作成した錠剤(細粒剤を打錠器で圧縮したもの2種類)、カプセル錠を使って、溶けるスピードがそれぞれ違うの確認しました。予想どおりの順番に溶けたかな?

 

 

 

次に、メコバラミンの糖衣錠を半分に切って、デジタルマイクロスコープで断面を観察してスケッチしました。中心にビタミンB12を含む錠剤(素錠)、外側の白いところが糖衣層は見ての通り。この間にコーティング膜は見えたかな?お薬の中身ってこうなっているんだね。

「お菓子な処方せん!」

薬剤師さんのお仕事を体験の前に、お薬の使い方についてクイズ形式で講義を行いました。全部で8問!全部正解したかな?

香川薬学部恒例のマーブルチョコと金平糖を使った自動分包は、ここでも大人気!最新の自動分包機では、お薬の飲み間違えが起こらないように、お薬を飲むタイミングや、患者さんのお名前を分包紙に直接印刷できるようになっています。


今では機械でお薬を包むのが一般的ですが、電気が止まって自動分包機が使えなくなった時には、手でお薬を包むワザが必要になります。薬包紙でお薬を包む折り方を教わって、粉糖を天秤で量って包んでみました。

みなさん、予定より長くなりましたが、よくがんばりました!
最後に、修了証の授与式を行いました。

今週末8月8日(土)、9日(日)は、「夢化学21 in Kagawaおもしろワクワクサイエンス展’15」が開催されます!
香川薬学部も参加します。是非ご来場下さい!