公開日 2025年11月12日
2年生の「保育・教職実践演習(幼)」は、保育士・幼稚園教諭に関する学びを総括し、専門職としての思考力と実践力を養う授業です。
第6回(11/7)の授業では、「STEAM教育」を取り上げ、岡部祐子先生に講義と演習をしていただきました。
STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を統合した、学際的・教科横断的な教育です。

概要や日本での取り組みの状況、保育との関連についてのお話の後、「浮沈子をつくろう」というプログラムを体験してみました。
ペットボトルに水をいれ、魚の形のたれの容器に重りをつけて中に入れます。
ペットボトルを手で押すと空気が圧縮されて魚が上下します。
魚にいれた空気の量で沈み方が違います。
オクラでも試してみました。

保育園等ではプールの季節になるといろいろな物を水に浮かべて遊んでいます。
そんなとき保育者に「STEAM」の視点があれば、遊びをもう少し広げていくことができるかもしれません。
色水遊びやビー玉転がし、泥団子つくりなど、様々な子どもの好きな遊びを「探究」に繋げるヒントを得ることができました。