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食物専攻:学生食堂でのシカ肉料理提供に向けて①「食害防護ネット張り体験」

公開日 2018年07月26日

昨年に引き続き「食害防護ネット張り」「シカ肉の解体方法を学ぶ」目的で、7月14日『とくしまCOC教育・研究・社会貢献プログラム』の一環で、食物専攻2年生が那賀郡那賀町沢谷の南高城山と同町木頭にある木沢シカ肉等加工施設へ行きました。
まず、標高1,300mのファガスの森で南つるぎ地域活性化協議会の方より説明を受けました。
防護ネット、ロープやアンカーなどたくさんの荷物があり、学生も手分けをして山頂まで運びます。

写真ではわかりにくいですが、ひと1人程の幅しかない急斜面の山道を登ります。
途中、木の皮が食べられて枯れ木になっていました。

現地に到着後、徳島森林管理署の方からネット張りの手順の説明を受け、作業開始です。
今年は昨年張ったネットの下方に50m×50mの四方をネットで囲みます。
1m間隔で支柱を立てて、ネットを広げます。
シカが入らないように、ネットの裾をアンカーでしっかりと止めます。

支柱からロープを伸ばて固定し、作業は終了です。
炎天下の中、慣れない急斜面での作業でしたが頑張りました。
(後から聞いた話では、傾斜は45°あるそうです)

下山後は、ファガスの森でシカ肉料理の昼食を頂きました。
カレー、ハンバーグ、ロースト、サラダ。
どの料理も臭みもなく、軟らかくておいしかったです。ごちそうさまでした。



なお、この内容は記事として2018年7月18日の徳島新聞に掲載されました。
昨年設置したネット内の様子です。少し草が伸びています。もっと伸びるには、あと2年はかかるそうです。

(2017年9月30日)
(2018年7月14日)