公開日 2025年11月20日
2025年10月25日(土)・26日(日)、徳島文理大学徳島キャンパスで開催された第61回山城祭・第1回文理祭に、「もちっとむぎゅっとの会」の学生メンバーが参加しました。
今年は、牟岐町の生産者である井上正規さん、伝統の麺づくりを続ける亀井製麺所さん、そして地域連携にご尽力くださった牟岐町職員の中山拓真さんのご協力を得て、牟岐町産もち麦うどんの販売に挑戦しました。
学生の挑戦と気づきが詰まった “一杯”
最初は1杯500円でスタートしましたが、会場全体の価格帯を見ながら試行錯誤し、学生たちはお客様の声に耳を澄ませながら値段を調整。最終的には300円に。その過程は、学生にとって生きたマーケティング学習となりました。
表情や声を頼りに価格を見直す経験は、机上の学びでは得られない大切な実践です。
牟岐町の恵みが香るうどん
もち麦うどんは、赤板とネギに加え、牟岐町特産のゆずの皮を添えています。口に運んだ瞬間、ふわっと広がる柚子の香りに「おいしい!」という声が次々と届き、学生たちの表情にも自然と笑顔がこぼれました。
ブースの前からは、途切れることなくお客様が訪れ、地域の恵みを学生たちが心を込めてお届けする、温かな場となりました。
もち麦商品の販売も大盛況
もち麦うどんだけでなく、もち麦、ゆず茶、ジュレ、牟岐茶も販売。常連の方からは
「待っていたのよ!」という嬉しい声もいただき、学生たちの励みとなりました。少しずつ、私たちの活動を楽しみにしてくださる方が増えていることに、心から感謝しています。
地域と学生がともに育つ取り組みへ
今回の出店は、単なる販売活動ではなく、牟岐町の魅力を広く伝え、学生たちが地域の温かさに触れながら社会人としての力を育む大切な機会となりました。ご来場くださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも「もちっとむぎゅっとの会」は、地域と学生がともに輝く活動を続けていきます。

今年は、牟岐町と大学のテントが可愛いく2つ並びました。


徳島文理大学 公式 YouTubeチャンネルにも紹介されました。
▼動画はこちら