文学部
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学部長挨拶

すべての言葉には価値がある。過去に学び、現在を生き、未来を見据えるために。
すべての言葉には価値がある。過去に学び、現在を生き、未来を見据えるために。

―苦境の中から生まれた希望は人を強くする―
文学部で学ぶ大いなる意義

 2019年末に始まったコロナ禍は、世界中の人々の生活様式を一変させました。私たちは捉えどころのない未知の脅威にさらされ、それぞれがもがき苦しみながらも手を取り合い模索し続け、一歩一歩積み重ね今日に至っています。私たちにとってそれは未曾有の経験といえますが、人類の長い歴史を振り返った時、先人たちはこのような試練を幾度となく経験してきました。先人たちが残した文化遺産や言語、文学を研究することは、過去に学び、現実を観る眼識を養い、未来を見据えることであります。学生たちが現状を丹念に見つめ、自ら問題解決の糸口を見出し、大きく羽ばたいていけるよう、教員一同サポートしていきます。

就職率100%を達成する四本柱“文学部スタンダード”

 文学部では、就職に活きる四本柱“文学部スタンダード”を重要視しています。「日本語運用力」「情報処理能力」「社会観察力」「自己表現力」の4つの力を養う18科目を設定しており、1年次から履修する共通基礎科目としています。これらの授業は多くの学生の就職活動の原動力となり、文学部の学生の就職率は過去4年間100%を達成するまでとなりました。就職にもつよい文学部であることは、当学部の魅力のひとつといえるでしょう。
 私は、全ての言葉には価値があると思っています。だからこそ、文学部の学びには計り知れない可能性がある。好奇心と探求心をもって、楽しみながらともに学びましょう。

濱田 宣
文学部 学部長