ICTを用いた徳島・沖縄の交流イベント

公開日 2023年06月09日

報道関係者各位

DXで人と人との「つながり」を拡げます。徳島と沖縄のグループホームの入居者の方々、そして徳島文理大学の学生がICTを介して「つながり」ます。

徳島文理大学徳島キャンパス（徳島市山城町西浜傍示180　学長:田村禎通）のアカンサスホールにて、デジタルトランスフォーメーション（DX）を用いて、人と人との「つながり」を拡大する交流イベントを実施いたします。

参加するのは医療法人村山内科グループホーム愛（徳島県三好市池田町サラダ1792番地1）の入居者9名と職員、社会福祉法人麗峰会グループホーム沖縄一条園（沖縄県沖縄市与儀3-5-10）の入居者9名および職員、そして徳島文理大学の学生（文理大学連、沖縄県人会ニライカナイ、理学療法学科学生）です。
各施設の職員の方々が簡単に用意し、交流イベントでも参加される皆さんがわずらわしさなく参加できるように、DXを用いて3つの会場をつなぎます。徳島文理大学のアカンサスホールをメイン会場とし、各施設のリビングルームをサテライト会場とします。それぞれの施設を紹介したあと、それぞれの県の盆踊りである阿波踊りとエイサーの演武を見ていただき、交流します。そして、学生とグループホームの入居者の方々、徳島と沖縄の入居者の方々が交流します。

人と人とのつながりが元気に長生きするために最も重要であることが研究から分かっています。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、出かけて人と会うことが3年もの長期間に渡って制限されました。グループホームに入居されている方々は、元々外出する機会も少なく、家族との面会がわずかなつながりの場でした。そのわずかな「つながり」すらも、制限を受けていました。
私は、コロナによる制限下での大学講義の方法を研究してきました。その成果を地域へとつなげていきたいと考えています。今回、徳島と沖縄の方々、グループホームの入居者の方々と大学生という本来であれば出会うことがなかった方々をDXでつなぎ、新たな人と人との「つながり」を創造し、健康になっていただきたいと考えています。