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【授業紹介】臨床栄養学実習:濃厚流動食(経腸栄養剤)を学ぶ

公開日 2024年03月14日

病気や手術、加齢など様々な理由により口から固形物が食べられない、普段の食事が十分に摂れない場合に利用される濃厚流動食(経腸栄養剤)について学びました。

はじめに、授業で学んだ濃厚流動食(経腸栄養剤)の復習しました。

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1ml=1kcal以上の栄養価が摂れるものを濃厚流動食(経腸栄養剤)と言います。

実習当日は、口からも飲めるタイプを使用しました。

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商品には、食品として販売されているものと医薬品として扱われているものがあります。

食品の方はドラッグストア等で手に入りますが、医薬品の方は、お薬と同じで医師の処方箋が必要です。

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病気別に含有成分を変えてあるもの、濃度やフレーバーの違うものなど多くの種類があります。

1本125mlで200kcalの商品を手に、栄養成分表示をみて何が含まれているか詳しくチェック。

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どんな味なんだろう?いざ、試飲。

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香り、味、飲みやすさなどを含めた特徴をノートにまとめます。

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違う味も試飲してみたい…と互いに味比べ。どっちが飲みやすい?

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低栄養の予防や食事の不足分を補うため、口から摂れない場合は細いチューブを鼻や胃から通して注入したりと、その方の状態に合わせて適切に利用することで栄養状態の改善へ繋げます。

栄養士になったら食の専門家として、必要な場面で医師やご家族に提案することもあります。実習の後は、濃厚流動食の特徴や使用目的の理解ができましたね。

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短期大学部 生活科学科 食物専攻