薬学科

今日の高度専門化が進んだ医療に携わる薬剤師には、専門職としての「薬」および「疾病」についての知識はもちろん、患者さんに寄り添える力が求められています。香川薬学部では化学と生物学を基盤とする確かな知識、生命科学を基礎とする薬学的思考力、医療人としての豊かな人間性と倫理観、および柔軟な社会性を備えた薬剤師の育成をめざしています。学生の「学びたい!」という意欲に応えるため、コミュニケーションを重視した少人数・対話型教育を行い、学生生活の悩みや不安をケアするサポートを行っています。将来、薬の専門職として地域社会に貢献できる薬剤師を育成しています。

薬学科3つのポイント

  • 1
  • 問題解決能力、コミュニケーション能力を養う教育指導
  • 2
  • 医療系学部の学生や医療関係者との盛んな交流
  • 3
  • 国家試験合格をめざしたきめ細やかな指導

在学生からのメッセージ

  僕は、小さい頃から薬剤師になるのが夢で、本学をインターネットで知り、地域貢献特待生制度を利用し受験しました。インターネットだけの情報で受験したので本学のことはあまり知りませんでしたが、実際に入学してから今まで、勉強のしやすい環境や教授の熱心な指導がとてもすばらしいと感じています。
 薬学部の勉強は大変だと思います。日頃からコツコツと勉強をしないと再試験になったり、4年次のCBT対策の模試でもいい成績を取るのは難しいです。けれど僕は、人体や薬、病気などの学ぶ内容がおもしろく、知識が増える喜びがあり、勉強が辛いと感じたことはあまりありません。
 もう一つの理由は友達と一緒に勉強できる点です。勉強で不明な点や教えられるところを友達と共有したり、テストの時には点数を競ったりすることでモチベーションを上げることができます。また、友達とカラオケやボウリングに行ったり、家で一緒にごはんを食べたりできるからこそ4年生になるまでやってこれたと思います。
 クラブ・サークルは、トレーニング部に入っています。体育館のトレーニング器具を自由に使えるので、時間があるときに息抜きとして体を動かしています。そこで出会った先輩や後輩と筋トレをすることが楽しみです。

4年 岡﨑 優弥さん(山口県出身)

 ■時間割(2017年度前期)
1講時 臨床薬剤学 東洋医学概論 薬物治療学2 薬物動態学
2講時 医薬品開発学 毒性学 免疫学2 薬事関係法規1 補講
3講時 チーム医療学 事前学習 事前学習 事前学習 事前学習
4講時 事前学習 事前学習 事前学習 事前学習 チューター時間
5講時 事前学習 事前学習 事前学習 事前学習 特別実習
※2017年度取材時の情報です。
 時間割は、入学年度や希望資格・免許状等により異なります。
※1講時[9:05~10:35]、2講時[10:45~12:15]、3講時[13:05~14:35]、4講時[14:45~16:15]、5講時[16:25~17:55]

科目一覧

科目一覧

めざせる進路

病院薬剤師、薬局薬剤師、学校薬剤師、医療品関連企業、治験関連企業、食品関連企業、化粧品関連企業、公務員、大学院進学

就職率(薬学科)

100%

※2017年5月現在、厚生労働省・文部科学省共同調査に準拠

主な就職先(2017年3月卒業)

香川県、愛媛県、日本赤十字社 高松赤十字病院、社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院、香川県厚生農業協同組合連合会 滝宮総合病院、国立大学法人香川大学 香川大学医学部附属病院、医療法人誠医会 宮川病院、医療法人協和会 協立温泉病院、独立行政法人国立病院機構 中国四国グループ、株式会社西日本ファーマシー、株式会社トプコグループ、日本メディカルシステム株式会社、ゆう薬局グループ、有限会社ライム調剤薬局、有限会社久間薬局、アカネ調剤薬局、千金丹メディカルワーク株式会社、株式会社アイ・エム・シー、トリニティー株式会社、株式会社スギ薬局、日本調剤株式会社、株式会社アルカ、株式会社ファーマシィ、株式会社スギヤマ薬品、日本全薬工業株式会社 等

取得可能な資格

■卒業すると与えられる資格
薬剤師国家試験受験資格/毒物劇物取扱責任者/食品衛生管理者(食品製造・加工施設勤務者)/特別管理産業廃棄物管理責任者(感染性産業廃棄物)/登録販売員受験資格(在学中でも受験可能) 
■薬剤師免許を取得し、申請により得られる資格
第一種衛生管理者/麻薬管理者/環境衛生指導員/向精神薬取扱責任者/医薬品製造業管理者/薬局(一般販売業)管理者/卸売一般販売業管理者
■薬剤師免許を取得し、当該資格試験を受験し合格後に得られる資格
麻薬取締官(員)(麻薬取締官は国家公務員、麻薬取締員は地方公務員)/薬事監視員(地方公務員)/食品衛生監視員(地方公務員) 
■卒業後に当該資格試験を受験し、合格後に得られる資格
NR・サプリメントアドバイザー(在学中でも受験可能)

薬剤師とは

薬局や病院で処方箋に従って薬を調合したり、消費者の相談にのり適切な薬を販売したりするために必要。その他にも、製薬会社やMRなど、多岐にわたる就職がある。

薬剤師に聞きました(やりがい、辛いところ、めざしている人へのアドバイスなど)

Q 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
A お客様との信頼関係ができたときや、お客様に「ありがとう」と言われたとき、また自分がアドバイスや助言したお客様が元気になって幸せを感じてもらえたときです。
Q この仕事の辛いところや厳しいところは?
A ひとつ間違えるとお客様の健康や命に直接関わる仕事なので気を緩められないところです。また新薬が次々と開発されたり、副作用情報が入ってきたり、常に最新情報に耳を傾けていないといけないところや医療の現場での立場がまだ低いところが辛いです。
Q この仕事をめざしている人へアドバイス
A 薬剤師になってからも聞いたこともないような薬を扱うたび、勉強をしなければなりませんが、しっかり勉強に励んで知識豊富な薬剤師を目指してください。
MRとは

MRとはMedIcal RepresentatIveの頭文字をとったもので、医薬情報担当者のことを指します。会社を代表し、医師・薬剤師の方々に適切な情報を提供することにより、自社製品を普及させることが業務です。簡単に言うと製薬会社の営業。

MRに聞きました(やりがい、辛いところ、めざしている人へのアドバイスなど)

Q 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
A 医師によって、ひとつの医薬品でも処方は様々ですが、使い慣れた医薬品を使うことが多いです。医薬品として処方に定評と実績があるからなのですが、場合によっては、最新の医薬品を使うほうが効果がよい場合もあります。そのような情報を的確に提供することで、担当エリア内で医薬品の世代交代をけん引する役割を果たせていることが大きなやりがいのひとつです。
Q この仕事の辛いところや厳しいところは?
A 終業が遅くなることです。しかし毎日遅くまで働いているわけではありません。ただ、命にかかわる商品を扱っているので、それだけの責任を持たなければならないです。
Q この仕事をめざしている人へアドバイス
A MRは薬剤師の資格がなくてもなることができます。その意味ではMRになれるチャンスは大きいといえます。実際に働き始めれば薬に関する知識を必要とするので薬の勉強をしてMRになるのは強みになります。

教員・研究所の紹介

教授

伊藤 悦朗(物理化学)

高校から出張講義などでお呼びいただければ全国どこにでも参上します。授業内容は「脳と食事」、「脳とこころ」また「生物統計学の基礎」で、平易にお話いたします。なお、本学の大学院は国立大学と同じ学費です。われわれとともに最先端の研究をしたい方は、是非いらしてください。

山口健太郎(解析化学)

香川薬学部には19の講座や研究所があり、これらの研究をサポートするために全国に数台しか設置されていない超ハイテク分析機器をはじめ多くの最新機器を用意しています。そしてこれらの先端分析機器の開発や改良にも力を注いでいます。本学に入学した学生は2年生になると、これらの装置を利用した実習・実験を開始します。

丸山 徳見(有機化学)

丸山 徳見(医薬化学)

C型肝炎ウイルスやエイズウイルスなど、私たちの身の回りには様々な病原性ウイルスが存在しています。これらは日頃の生活習慣に注意を払うことによって感染を防ぐことも出来ますが、不慮の事故による輸血などを介して感染してしまう場合もあります。私たちは、科学の力でこれらウイルス感染症によって苦しむ人たちを一日も早く、一人でも多く救えるように日々研究しています。

代田 修(生薬・天然物化学)

植物や動物、カビなどには、薬や毒の作用を示す様々な構造を有した天然物質が含まれます。これらの構造多様性が生み出される過程を理解すると共に、作用発現の仕組みを知り、医薬品としての利用について研究してみませんか。「自然界にある有機化合物の多様性に薬の種を見出す!」ことに興味のある方は、是非尋ねてきてください。

宮澤 宏(分子生物学)

薬学のカリキュラムは非常に多彩です。また、学ぶことも高校と比べると格段に多くなります。ですから、先生の話や本の内容をそのまま覚え込むという学習は効率的ではなく、自分なりの理解できるものに加工する操作(考えること)が重要です。それを早く身につけるよう努力しよう。また、自然に恵まれた環境で体を鍛え強い精神力を養おう。

宮澤 宏(微生物学)

薬学のカリキュラムは非常に多彩です。また、学ぶことも高校と比べると格段に多くなります。ですから、先生の話や本の内容をそのまま覚え込むという学習は効率的ではなく、自分なりの理解できるものに加工する操作(考えること)が重要です。それを早く身につけるよう努力しよう。また、自然に恵まれた環境で体を鍛え強い精神力を養おう。

岩田 誠(生体防御学)

薬剤師と薬の技術者・研究者にとって、体の仕組みや機能の理解がますます重要なものになっています。私達は、免疫学を通じて、体の不思議さ、面白さを伝えたいと思っています。その基礎として物理、化学、生物が大切なのは言うまでもありませんが、論理的な思考の土台となる国語力の鍛錬に、是非、多くの本を読んで下さい。

野地 裕美(衛生薬学)

大学では専門的な知識を習得することは当然のことですが、医療を志す薬学人としての見識を身につけることも大切です。人としての幅を広げる上でも興味を持ったことには積極的に挑戦し、困難が起こっても逃げ出さず、それを克服する努力をしてください。きっとあなたにとって大きな自信になることでしょう。

小西 史朗(薬理学)

21世紀の今日、脳への関心が高まっています。高齢化の進む現代社会で、脳の病気(たとえばアルツハイマー病)を克服することは大きな課題となっています。このような問題の解決は、諸君のような若者のこれからの活躍にかかっています。ぜひ香川薬学部へ入学して、薬学を通じて病気の解明や克服に一緒に取り組みましょう!

・宋 時栄(病態生理学)

・伊藤 康一(薬物治療学)

加藤 善久(薬物動態学)

社会のニーズに答え、狭い医療薬学の専門分野に留まることなく、生命科学、情報科学、環境科学のいずれにも強い薬剤師、よりグローバルな観点から国際社会で自分の意見を述べられる薬剤師の養成を目指しています。常に自己努力、自己研鑽を重ね、社会が要求する薬剤師を育てるよう、また共に育つように学生と接しています。

・徳村 忠一(製剤学)

二宮 昌樹(医療薬学)

薬剤師が提供する薬物治療(ファーマシューティカル・ケア)では、チーム医療の重要性が注目されています。 医療の中心は誰でしょうか、それは患者様であり、家族の方です。医療スタッフ(医師、看護師、薬剤師、パラメ ディカル)は様々な情報を共有し患者様や家族の方を支えながら最適な医療を提供していきます。そして薬学部で学 んできた専門的な知識を動員して適切な薬物療法を実践し、支えていくのが臨床薬剤師です。そのために、ファーマ シューティカル・ケアの実践法やチーム医療の役割などを皆さんに伝えていきたいと思います。そして、臨床実習で 体験し、感じて、考えてください。それが、薬剤師国家試験の合格にもつながっていきます。

飯原 なおみ(医療薬学)

医療や社会に直結した学術研究を行い、国民の皆様が安心して安全に医療を受けられるための環境や体制の整備 に 取り組んでいます。皆さまの個人情報を学術研究において取り扱う際には、個人情報保護に関する法令・規則および 関連指針 を遵守し、学校法人村崎学園が定める個人情報保護規程に基づいて、徳島文理大学香川薬学部医療薬学講座個人情報 保護方針(こちら)に従って実施します。

横田 ひとみ(医療薬学)

お薬に興味があって、人に役立つ仕事をしたい人は、是非薬学部に来て一緒に学んでいきましょう。

桐野 豊(医療薬学)

学生の皆さんに、物理化学系の講義では、人類の到達した知の最高峰の一つである熱力学と量子力学の概念をぜひ理解していただきたい。その上で、地球上で生まれた奇跡といえる「人体(その中でも特に脳)」の仕組みを分子レベルから理解することに挑戦していただきたい。そのような知識が医薬品の効能を理解するための基礎である。

・芳地 一(医療薬学 -実務家教員(病院)-)

・中山 幸子(医療薬学 -実務家教員(薬局)-)

・篠原 幸雄(医療薬学 -実務家教員(薬局)-)

得丸 博史(薬学教育)

講義では、くすりとからだの相互作用を理解する「薬理学」を 担当しています。からだの仕組みや病気と関連付けながら、くすりの効くメカニズムを出来るだけわかり易く説明するよう心掛けています。

・高橋 知子(薬学教育)

・山口健太郎(兼任)(中央機器室)

准教授

岸本 泰司(物理化学)

薬学は大きく化学的な側面と生物学的側面を持ちますが、これら化学•生命現象は物理化学の基礎知識があってはじめて十分に理解されるものです。

富永 昌英(有機化学)

学生時代に学問やサークル活動などを通じて、同級生や先輩、先生方から多くのことを学び、習得し、自身の視野を大きく広げていきましょう。そして、これからの薬剤師にふさわしい専門知識・教養・人間性を共々に磨き、充実したキャンパスライフにできるようサポートしていきます。

藤島(医薬化学)

「知識を知恵に」「暗記から応用へ」を目標として、共に歩んでいきましょう。

喜納 克仁(分子生物学)

1.理数系に関しては、あらゆる興味を持って欲しい。絶対に食わず嫌いにならずに、対象分野をどう好きになるのかに頭を使って欲しい。
2.授業ではなかなか頭に入らないことでも、自分の目で視、手で触れることで理解できることが多々あります。その意味で実験・自習・研究は極めて重要です。そのためにも、研究室ではやく研究を開始しよう。
3.全てを記憶するのではなく、自ら考えることが大学での勉強です。

大島 隆幸(微生物学)

大学生活とはよく学び、よく遊び、多くの経験を積むことによって人間的に成長する期間です。勉強も大切ですが、サークル活動や研究も頑張って下さい。そして一生付き合える友人を一人でも多く作ることも大切です。香川キャンパスで会えることを楽しみにしています。

大岡嘉治(生体防御学)

大学生活を充実したものにするには、自ら積極的に学ぶ姿勢が必要です。我々、香川薬学部の教員は皆さんの学ぶ姿勢を全面的にサポートしていきたいと考えています。

・竹内 一(衛生薬学)

冨永 貴志(神経科学研究所)

ドキドキの大きさが、一生の記憶を作ったりする、そんなヒトのこころの仕組みも幾億幾千の神経細胞の活動から出来ています。この活動全部を視覚的に捉える、そんな技術を開発しながら研究しています。

・竹内 一(兼任)(中央機器室)

講師

植木 正二(物理化学)

海と緑とうどんに囲まれたこの場所で、大学生活を過ごしませんか。

川幡 正俊(解析化学)

学 生は3年次後期より講座配属になります。解析化学講座配属学生は6年次まで有機化合物の合成実験と機器分析の研究を行います。香川薬 学部には大変多くの最新分析機器があります。これらを使ってみなさんと一緒に研究室で合成した有機化合物の分析を行って、世の中の役 に立つ新しい分子を見つけていきましょう。

・栗生 俊彦(薬理学)

榊原 紀和(薬物動態学)

卒業後、薬剤師として社会に貢献する上で必要な知識、技能、態度を習得するために、それらは受身の姿勢で得られるものではなく、自ら積極的に学ぶべき姿勢が必要であることを講義や実習の中で繰り返し説明し、学生の自発的な学習を促進させるよう心掛けています。

栗田 拓朗(製剤学)

薬学は“くすり”のすべてを網羅した学問です。医薬品を開発し、製造・販売し、そして患者さんに接する医療関係者として、“くすり”の知識を持った人材は医薬品に関わるすべての分野で求められています。ぜひ薬学という世界に飛び込み、その奥深さ、面白さ、そして“くすり”に関わることの使命の重大さを知ってもらえればと思います。

・白畑 孝明(薬学教育)

助教

・駒川晋輔(解析化学)

・安元 加奈未(生薬・天然物化学)

・中妻 彩(生体防御学)

桐山 賀充(衛生薬学)

「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い」という言葉が有ります。 薬学科は6年間、薬科学科は4年間と長い間、薬学に必要な幅広い知識と技術の習得に時間をかける事となりますが、ここでの大学生活が皆さんにとって、とても短いと感じられるような充実した生活になる事を期待しています。

・鴻海 俊太郎(薬理学)

・中島 健太郎(病態生理学)

・小林理絵(薬物治療学)

・跡部一孝(薬物動態学)

中妻 章(医療薬学)

薬は正しく使用して、はじめて最大限の効果と、最小限の副作用で病気を治すことができます。薬剤師は、薬を 化合 物としての情報から医薬品としての情報まで、またその対象となる病気についてまでの幅広い知識を活用し、薬の適正使 用について提案しています。薬剤師を目指 す人は、まずは最新の医療に興味を持ち、自分で調べて知ることから始めましょう。

・岡田 岳人(医療薬学)

助手

・窪田 剛志(医療薬学)

・小林 卓(薬学教育)

・定本 久世(薬学教育)

・松尾 平(薬学教育)

・窪田 剛志(薬学教育)

・小原 一朗(専任)(中央機器室)