平成29年2月14日(火) FD委員会[衛生分野]を徳島大学薬学部にて開催しました。
◆日時:平成29年2月14日(火)13:00~15:00
◆場所:徳島大学薬学部第4講義室
◆出席者(敬称略):
[徳島文理大学薬学部]・・・・・鈴木 真也
[徳島文理大学香川薬学部]・・・野地 裕美
[徳島大学薬学部]・・・・・・・小暮健太朗、田中 保
[松山大学薬学部]・・・・・・・舟橋 達也、田邊知孝
研修テーマ: PBL症例・事例に各分野がどのように寄与するか?
—臨床で生かせる衛生薬学の知識ー
発表
1)鈴木先生(徳島文理大学)
労働衛生や疫学、環境衛生に関するPBLの具体例の紹介があった。
2)舟橋先生(松山大学)
薬剤師国家試験問題を題材とするPBL学習の具体例が紹介された。
3)野地先生(徳島文理大学香川薬学部)
新聞で話題になった衛生薬学関連の事例からPBLを学習する提案があった。
4)田中保 (徳島大学)
病院薬剤師が遭遇した肝性脳症を題材にしたPBL学習の紹介があった。
総合討論
●PBL問題の到達目標について:正しい情報を取得する技能や目を養い、背景や理屈を深いところで理解することが重要。など。
●グループ作業にしたときの問題点について:作業者が固定化される。など。
●いつどの段階で行うかについて:事前学習で。学外実習から帰ってきたとき。低学年からPBLのような調べる学習方法に慣れさせることも重要。など。
●問題作成にあたって:現場の薬剤師さんや公務員の方々からのアドバイスがほしい。独力でもけっこうできるはず。など。
●環境薬学のPBL例は?:公害や社会問題から自力で作る。など。
●八大疾病に関して、薬学の各分野の先生と臨床の先生を交えて学修要素を出し合う、などの作業はいい講義手法になるのではないか。など。
以上