徳島大学長井記念ホールにおいて「薬剤師教育に関する国際フォーラムディスカッション」を開催しました。
◆日時:2013年2月11日(月)13:00 – 18:00
◆場所:徳島大学・長井記念ホール(蔵本キャンパス・薬学部前)
◆講演:薬剤師教育に関する国際フォーラムディスカッション
◆講演者:
・Dr. Emanuela Corsini (Univ. Milan, Italy イタリア・ミラノ大学)
・Dr. Angelo Sala (Univ. Milan, Italy イタリア・ミラノ大学)
・Dr. Pulok Kumar Mukherjee (Jadavpur Univ. Kolkata, India インド・ジャダプール大学)
はじめに(本フォーラムディスカッションのねらい)
日本に新しい薬学教育カリキュラムが導入されてから7年が経過しました。新たに加わった2年 間で様々な実務関連教育・実習が導入され、臨床や調剤の現場ではこれを評価する声が上がる一方、教育の現場ではその実施内容や方法、質および実効性の向上 に大変苦労している現状もあります。
本フォーラムディスカッションでは、ヨーロッパおよびアジアで薬学教育に携わる大学教員数名 をお招きし、はじめにそれぞれの国における薬学部および薬剤師教育に関するカリキュラムについてご紹介頂きます。続いてその問題点も含む最近の実情を率直 に討論し、薬剤師教育内容の質を向上させるためのヒントを得たり、また連携協力による薬剤師教育の質向上の可能性を探ることをねらいとしています。
本フォーラムディスカッションの講演は英語、質疑応答と討論は英語および日本語で行われます。
海外の薬剤師教育に携わる大学教員から現状をご紹介いただいた後、徳島大学の薬剤師教育及び「四国の全薬学部の連携・共同による薬学部教育改革」の活動を報告し、講演に関する質疑応答や討論を行いました。