公開日 2026年11月05日
令和8年10月31日(土)、書籍や映画『はなちゃんのみそ汁』で知られる安武はな氏をお招きし、第10回地域と考えるSDGs講座 特別講演会「母が私に遺してくれたもの~一杯のみそ汁から未来をつなぐ~」を開催いたしました。
当日は学生38名、一般の方15名の計53名が参加。安武さんが幼い頃に亡くなられたお母さんとの思い出や、食を通じたお父さんとの絆、そして「食が育む生きる力」についての温かいエピソードに、参加者全員が熱心に耳を傾けていました。

講演の主なポイント
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食と健康への意識
一人暮らしをしている大学生の食事事情や、お茶碗1杯分のお米のお得さ(コスパの良さ)、清涼飲料水に含まれる砂糖の量などを例にあげ、毎日の食事を意識して選ぶ大切さが語られました。
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母との約束と「生きる力」
4歳の誕生日に、お母さんから包丁とエプロンをもらったことをきっかけに毎朝のお味噌汁作りがスタート。手を出さずにじっと見守ってくれたお母さんの指導から、自分で考えて行動する「段取り力」や「生きる力」を身につけました。
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一杯のお味噌汁と家族の絆
お母さんが亡くなり、深く落ち込んでいたお父さんにお味噌汁を作ったところ、お父さんが笑顔を取り戻すきっかけになりました。高校時代の反抗期を乗り越え、3年間毎日お弁当を作り続けてくれたお父さんへの感謝や、舌が覚えている「お母さんの味」の温もりが伝えられました。
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将来の夢
現在は食品会社で働きながら、お母さんの夢でもあった「自分のお店を開くこと」を目指して準備を進めています。
今回は、受付や会場案内、司会進行、講師紹介、お礼の言葉に至るまで、人間生活学科と食物栄養学科の学生スタッフが中心となって主体的に運営を行いました。

参加者アンケートより(抜粋)
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「家族の存在によって生きる力が湧くと同時に食によっても生きることを繋いでくれることが感じられた。当たり前に食事できているが、それが家族を囲むものであったり、これからの命を繋いでいく1つの方法になっているのだなと思った。」
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「お母さんは、はなさんが自分で幸せを掴めるように、残された時間で小さいはなさんにできる限りのことを伝えようとしていたのだと感じました。はなさんが、食が人に与える意義を伝える姿から、お母さんから学んだ生きる力を感じて、感動しました。」
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「食を通じて家族の絆や愛情を感じることができたというのが大変印象に残りました。また、はなさんのお母様が料理をする際に手を出さず、自分で考えて作らせていたのも凄いなぁと思いました。そういう経験を通して、まずは自分で考えてどうすればいいのかなどの力がついていくのだと考えました。」
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「はなさんが小さい頃にお母さんから教わったみそ汁の作り方、高校時代毎日お弁当を作ってくれたお父さんのエピソードから食には人を幸せにするチカラがあるんだと気付きました。将来自分が結婚したら"家族で食卓を囲む"ということを大切にして安武家のような素敵な家庭をつくっていきたいです。」
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「姿を覚えていなくても「味や食」として愛が記憶されているという教えを心に刻み、私自身も自分を育んでくれた家族への感謝を忘れず、日々の食と命を大切にこれからも歩んでいきたいと思いました。」

《 はなさんと運営のみんなで 記念撮影📸 》