2018.06.26

第1回 研究発表会を開催しました

私立大学研究ブランディング第1回研究発表会(キックオフ)を開催しました。
田村学長の出席のもと、教員・職員45名、学生37名の合計82名が一堂に会し、活発な討論・意見交換が行われました。

講演・発表は、本事業の推進委員でもある山本博文准教授による
基調講演:「ヒトエグサ(アオサノリ)の実プラント養殖試験の実施」から始まり、
Ⅰ.アオサノリなどの緑藻の効率的で安定的な通年陸上栽培システムの開発(2題)
Ⅱ.種付け網を用いた沿岸養殖(従来法)への応用(1題)
Ⅲ.新たな藻類成長因子の探索研究(7題)
Ⅳ.藻類の栄養価など付加価値の拡大と流通・宣伝戦略の確立(7題)
以上の計17題の研究テーマについて成果・予定が発表されました。

それぞれの研究者の専門分野からの様々なアプローチにより、「藻類成長因子を用いた海藻栽培技術 イノベーション事業」を遂行しようという熱意に満ちておりました。
このように学際的で、学部横断的なプロジェクトが可能となるのは、総合大学としての本学の強みであり、互いに調整・連携し合って効率良く事業を進めることを確認し合いました。

なお、今回は学内のみの公開研究発表会としましたが、次回以降、年4回の研究発表会は学外にも公開し、本事業の認知度を高めて行く予定です。
次回は9月中旬を予定しており、また、11月末に公開のシンポジウムを開催する予定で、その都度ホームページ上でお知らせ致します。

当日の概要

ポスターはこちらをクリック(PDF:134KB)

当日のプログラム内容はこちらをクリック(PDF:78KB)

当日の様子
職員・学生がほぼ同数の合計82名が出席し、本ブランディング事業に対する関心の高さが証明されました。
研究発表会は薬学部の山本博文准教授の基調講演から始まり、アオサノリの陸上養殖についてまとまった話が聞けました。
山本博文准教授の講演は淡々とした語り口ですが、情熱が籠っており、説得力に溢れたものでした。
福山事業担当副学長が厳しく報告内容をチェックする横で、田村学長自ら質問に立ち、鋭い意見を述べられていました。
最後に事業実施委員を交えた1枚、研究者の皆さんの頼もしい姿です。