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【実施報告】第3回 地域学スタートアップコース「上板町『技の館』で藍染め体験」を開催しました!

公開日 2026年10月27日

【実施報告】第3回 地域学スタートアップコース「上板町『技の館』で藍染め体験」を開催しました!

2026年10月23日(金)、本学の体験型プログラム「地域学スタートアップコース」の第3回として、板野郡上板町の「技の館」にて藍染め体験フィールドワークを実施しました。当日は学生15名、引率教職員4名の計19名が参加しました。

■ 藍染め体験から「すくも」見学へ! 伝統の技を体感

会場到着後、まずはすぐに藍染め体験からスタート! 学生たちはバンダナを輪ゴムやひもで結ぶ「絞り染め」のほか、「むらくも染め」「結び染め」「洗濯ばさみ染め」など思い思いの技法で模様を設計し、天然染料の独特な香りが漂う中で真剣に染め作業に臨みました。藍染め液から引き揚げた布が空気に触れて、濃い「ジャパン・ブルー」へと変化していく瞬間に、会場のあちこちから感嘆の声が上がっていました。

染め上がった作品の仕上げとなる「洗い」の作業を職人の皆様にお任せしている時間を活用し、伝統的な染料である「すくも」を製造している現場の見学を実施しました。職人さんの手によってじっくり発酵が進められる「すくも」づくりの工夫や熱気に直接触れ、自分たちが体験した藍染めの背景にある深遠な世界を肌で感じることができました。また、藍農家の減少などにより「すくも」の生産自体が減っている現状についても分かりやすくご説明いただきました。

[写真1:絞りの模様付けに集中する学生たちの様子]

[写真2:藍染め液に布を浸し、真剣な表情で染め作業を行う様子]

[写真3:職人さんが洗いを担当してくださる間、すくも製造の様子を見学する風景]

■ 参加学生の声(事後アンケートより抜粋)

体験後のアンケートでは、自分だけの作品づくりの喜びとともに、職人さんから聞いた地域の現状や伝統技術に対する深い気づきの声が多く寄せられました。

「藍染めの模様を作るのに身近なものを用いて模様を作っているのに驚いた。模様の付け方や位置、染めるときに工夫をしてグラデーションを作るなど、藍染め作品は無限大だなと思った。すくも作りの現場も見たり実際に触らせていただいたり、とても貴重な経験だった。」

「藍染の店や、藍の農家がどんどん減ってきてしまっていて、生産量もかなりの量減ってしまっていることを知り、徳島に代々伝わる伝統工芸品を次の世代へと受け継ぐために、今回学んで知ることはとても大切であると思いました。」

「徳島にいないとなかなかできない体験であるため、またできてよかった。自分が作りたいと思った柄ができなかったが、想像とはまた違った作品ができ良かった。すくも作りの場も見学させていただき、藍染をするためにどんな作業が行われているか、どういう苦労があるのかなどを知ることもできたのでよかった。」

■ 地域とつながる学びをこれからも

職人の皆様のサポートのもと、参加した15名の学生それぞれが、世界にひとつだけの個性あふれる藍染め作品を無事に完成させることができました。ものづくりの達成感を味わうとともに、徳島が誇る「阿波藍」の伝統と現場の熱量を直接体験する素晴らしい一日となりました。

[写真4:完成したオリジナルの藍染め作品を手に、全員で撮影した集合写真]

地域連携センターでは、今後も学生の皆さんが地域の魅力や課題に直接触れられるようなフィールドワーク企画を実施してまいります。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた上板町「技の館」の皆様、誠にありがとうございました!