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【実施報告】鳴門の起業家に学ぶ「働き方・生き方」―将来のワークワイフを考えるフィールドワークを実施しました!

公開日 2026年03月10日

徳島県内の大学生・高校生8名が、鳴門市で活躍する若手起業家のもとを訪ね、彼らの情熱やキャリア観に触れる3日間のプロジェクトに挑戦しました。

【徳島県令和7年度大学・地域連携課題解決フィールドワーク事業「将来のワーク・ライフを考えるフィールドワーク」】


■ STEP 1:2月6日(金) 【オンライントークナイト】

~地域を知り、伝えるスキルを磨く~

まずはオンラインでの事前学習からスタート。鳴門市が進める起業支援や移住促進の現状を学び、活動の舞台となる地域への理解を深めました。また、SNS戦略のプロから、取材の成果を効果的に発信するための「見せ方」や、デザインツール「Canva」を使った動画編集の基礎を伝授してもらい、フィールドワークに向けた準備を整えました。

    • 「移住施策・創業支援の取り組み『半農半X』『移住起業』『インキュベーション施設』」
      • 講師:藤瀬 藏 氏(鳴門市 商工振興部 商工政策課 課長)

    • 「鳴門市で起業する魅力を若者に訴求するためのSNS戦略」


■ STEP 2:2月21日(土)・22日(日) 【フィールドワーク&発表会】

~現場に飛び込み、起業家の「本音」に触れる~

2日間のフィールドワークでは、養殖場や漁港、店舗といった実際の仕事場を訪問。 車えび養殖、漁業、カフェ&バー経営など、異なる分野で挑戦する起業家たちの「こだわり」や、仕事の裏側にある「泥臭い努力」を直接取材・撮影しました。

取材に協力していただいた皆さん
・乾 幸太郎 氏((有)鳴門クルマエビ/Uターン)
・和田 一詩 氏(漁業/元・地域おこし協力隊、移住)
・春木 大地 氏(Café&Bar CeReZo/Uターン)
・髙橋 真冬氏((株)UZU ARTS 代表取締役/元・地域おこし協力隊、移住)

(乾 氏)

(和田 氏)

(春木 氏)

(高橋 氏)

最終日には、鳴門市で取材した起業家の魅力を伝える「PR動画(リール形式)」をチームで制作・発表。 完成した動画の上映とともに、活動を通じて得た気づきや、起業家の仕事観・生活について、参加者一人ひとりが自分の言葉で発表しました 。

(TEAM Aの発表)

(TEAM Bの発表)

(TEAM Cの発表)


■ 本事業の成果:参加者が得た「自分らしいキャリア」のヒント

今回の活動を通じて、参加した学生たちは単なるスキル習得以上の、大切な「気づき」を得ることができました。

1. 起業家の「こだわり」から学ぶ、働くことの意義 現場での対話を通じて、起業家の方々が何を大切にし、なぜその仕事を選んだのかという「強いこだわり」を肌で感じました。取材を終えた学生たちは次のように語ってくれました。「指示を待つのではなく、自ら考えて行動することや失敗を恐れずに踏み出す勇気が、新しい価値を生むことに気づきました。」

2. 価値観ワークショップによる「自己理解の深化」 取材やチーム活動での経験をそのままにせず、「価値観ワークショップ」の手法を用いて自分自身に落とし込みました。 「自分が何を大切にしたいか」を言語化し、起業家の生き方と照らし合わせることで、学生らは「流されやすい自分」に気づいたり、「自分の軸を持つことの重要性」を再確認したりする機会となりました。

3. Z世代の感性を活かした「動画制作」 若者らしい視点で起業家の魅力を切り取った動画を完成させました。チームで試行錯誤しながら一つの作品を作り上げた経験では、「年上のメンバー相手でも、遠慮せず意見を伝えることが大切」などコミュニケーション能力の重要性などを学びました。


「動画という成果物だけでなく、自分自身と向き合い、悩み抜いた3日間が最大の財産」 鳴門市での出会いと学びを糧に、参加した学生・高校生たちは、自分らしいキャリアの一歩を踏み出していきます。

■ おわりに

チームで悩み、地域の人々と深く対話した「プロセス」そのものが、参加者にとって大きな財産となりました 。取材にご協力いただいた起業家の皆さま、関係者の皆さま、誠にありがとうございました。


■ 学生らが制作した成果物

乾 氏の紹介リール動画

和田 氏の紹介リール動画

春木 氏の紹介リール動画