公開日 2026年02月17日
2026年2月4日(水)・5日(木)の2日間、徳島市の中心市街地を舞台に、地域の歴史や文化を“歩いて・見て・聞いて”学ぶフィールドワークを行いました。
普段は通り過ぎてしまう場所も、ガイドの方々の案内や地域で活躍する皆さまのお話を通して、まちの新たな魅力に気づく2日間となりました。
DAY1:防災の歴史と職人の技に触れる
ガイド:ツーリズム徳島代表理事 黒田 忠良様
まずは、「えびす祭り」で有名な事代主神社に参拝し、二日間の無事を願ってスタート。
ここからたくさん歩くぞ、と気持ちも自然と引き締まります。
以前は物流拠点としてにぎわった中洲みなと公園や、かちどき橋では津波に流された船が衝突したという話、徳島市役所で見た第2室戸台風の浸水標柱など、私たちが今安全に暮らせているのは先人たちの努力と防災対策の積み重ねによるものだと実感しました。
午後からは、地震に強いコンクリート造の重要文化財「三河家住宅」を見学し、地域に受け継がれてきた知恵と工夫に触れました。
続いて訪れたのは、東新町商店街にある「COCOATTA」。
伝統の人形浄瑠璃を実際に体験し、三人がかりで一体の人形を操る『三人遣い』に挑戦!
最後は木工こけしの絵付け体験へ。自分だけのこけしが完成!
DAY2:阿波の文化と、これからのまちづくり
ガイド:ツーリズム徳島徳島副会長 濱口 恒一郎様
2日目の始まりは、知恵の神様として親しまれる眉山天神社へ。
境内で牛の頭をそっと撫でながら、今日も良い一日になりますようにと願いを込めます。
続いて阿波おどり会館へ。
展示を見ながら歴史をのぞいてみると、「やっぱり阿波おどりって徳島の誇りだなあ」と思わず感じてしまうほど。伝統の力をしっかり実感できるスポットでした。
午後は新町川クルーズ船へ! 何度乗っても気分が上がる、ちょっとした非日常の船旅を楽しんだ後は、振り返りタイム。
マチ★アソビ運営マネージャーの多田様をゲストにお迎えし、中心市街地とイベントがどのようにつながっているのか、興味深いお話を伺うことができました。資金に限りがあるからこそ、まちづくりには人の思いとボランティアの力が欠かせないのだと、改めて感じるひとときでした。
学生たちの「気づき」
この2日間を通して、参加した学生からはこんな声が上がりました。
・いつも自転車で素通りする場所も、歩いてみると全く違って見えたのは新鮮だった。
・徳島には魅力がたくさんあるのに、知られていないのは『もったいない課題』だと感じた。
・『何か力になりたい』『関わりたい』と思う人を増やすことが、これからのまちづくりに大切だと知った。
まとめ
何気なく見ていた景色の中に、たくさんの物語が隠れていた徳島のまち。
今回のフィールドワークは、ただの観光ではなく、“知ること”が“好きになること”につながり、そこから“関わりたい”という気持ちが生まれる。
——そんな学びの連鎖が、学生たちの中で確かに育まれた2日間でした。