人間生活学科の4年生、加茂海夢さんが2025年度の卒業研究・制作として取り組んだ「藍のドレス」が完成し、現在県内各地で展示が行われています 。

作品テーマは「藍の舞」です。徳島県産の藍の葉を発酵させて作る天然染料「すくも」を使用した「阿波藍染」の魅力を最大限に引き出すため、素材や技法にこだわって制作されました。

阿波藍染特有の「深みのある色の中に感じる明るさ」や「輝き」を活かし、藍の上品さと奥深さを大切にしたデザインとなっています。また、ドレーピング（立体裁断）技法を用いることで、まるで舞い踊っているかのような流動的で美しいシルエットのドレスに仕上がりました。

学生の集大成である作品を、ぜひ展示会場でご覧ください。

 

作品詳細

• 制作者：人間生活学科 4年　加茂 海夢
• テーマ：「藍の舞」
• 使用素材：朱子織（部分的にレースを使用）
• 混率：シルク50％、コットン50％
• 制作技法：ドレーピング（立体裁断）技法による造形・縫製

展示・発表スケジュール

本作品は、以下の日程・会場にて展示および発表が行われます。

1. 藍の館 展示

• 期間：2025年11月29日(土) ～ 12月18日(木)
• 場所：藍の館（板野郡藍住町徳命前須西１７２）

2. 美馬市立図書館 展示

• 期間：2025年12月20日(土) ～ 12月27日(土)
• 場所：美馬市立図書館（美馬市脇町大字猪尻西分１１６−１）

3. 卒業研究論文・作品制作発表

• 日程：2026年1月30日（予定）