公開日 2025年08月18日
終戦80年を記念する「徳島の記憶と未来を紡ぐまち歩き」イベントを、2025年8月5日(火)に開催しました。
今年は終戦から80年、そして1945年7月4日に発生した徳島大空襲からも80年の節目となる年です。
この空襲で徳島市は甚大な被害を受け、本学学祖である村崎サイ先生も犠牲となりました 。
この悲しい歴史に光を当て、戦争の記憶とそこから復興を遂げた現在の徳島の魅力を巡るまち歩きを行い、過去の記憶と現在、未来を紡ぐ貴重な時間となりました。
イベントのガイドはツーリズム徳島の黒田忠良氏が務め、コーディネートは徳島市地域おこし協力隊の藤林哲也氏にお願いしました。
※戦火から焼け残った旧高原ビル前で記念撮影
イベント内容
イベントは、8:50に徳島駅前の徳島市広域観光案内ステーションに集合し 、9:00から11:00過ぎまでまち歩きを行いました。
35℃を超える猛暑の中、参加者はガイドの黒田氏から詳しい説明を受けながら街を歩き、市街地の戦災遺構や観光施設、隠れた名所などを訪れました。
今回のまち歩きで訪れた場所は以下の通りです。
藍場浜公園
新町橋
旧高原ビル
焼夷弾により耳を失った狛犬(春日神社)
大瀧山常慶院滝薬師
滝の焼き餅(和田の屋)
和田の屋さんの軒先を借りて小休憩させていただき、「滝の焼き餅」をいただきました。
また、最後に振り返りの時間を設け 、徳島文理大学の学祖である村崎サイ先生が殉職された経緯についても、書籍の抜粋から学びました。
参加者からは、「徳島の歴史や戦災について学ぶことができてよかった。」「ところどころで楽しい体験ができ、美味しいお餅を食べられてよかった。」などの感想が聞かれました。
主催:徳島市地域おこし協力隊
共催:徳島文理大学・徳島文理大学短期大学部、ツーリズム徳島