公開日 2025年06月13日
徳島キャンパス地域連携センター主催の特別ワークショップ、とくしまサイコー塾「アスリートのセカンドキャリアで地域を元気に」が開催され、本学および徳島大学から18名の学生が参加しました。
今回のワークショップでは、元女子サッカー日本代表で、今年1月に徳島市川内町にドッグラン付きの釜めしカフェ:YACHA CAFE(ヤチャカフェ)を創業した市瀬菜々氏と、徳島市でシーサイドフットサル徳島を経営するかたわらNPO法人スポーツ巡回ネットワークで全国の子どもたちにスポーツ活動を支援されている黒部雅統氏を講師にお招きしました。お二方からは、これまでの豊富な経験やキャリア、そして現在の仕事にかける想いについてご講演いただきました。
市瀬氏
市瀬氏からは、これまでのサッカー人生を振り返りながら、新しく立ち上げられたカフェのコンセプトや仕事への向き合い方、今後は保護犬活動もおこなっていきたいなど、多岐にわたるお話がありました。
黒部 氏
また、黒部氏からは、スポーツの地域格差をなくしたいという強い思いから、徳島県内はもとより全国の離島などでも行っているNPO活動についてお話しいただき、参加した学生たちは熱心に耳を傾けていました。
講演後にはグループワークを実施し、「徳島(地域)の『最幸』とは何か?」「『最幸』にするために今からできることは何か?」というテーマで活発な話し合いが行われました。学生たちからは、「地域を元気にするためにボランティア活動に参加したい」「学生のうちにもっと地域を知るための活動をしていきたい」といった、地域貢献への意欲あふれる意見が多数出されました。
このワークショップを通じて、学生たちはアスリートのセカンドキャリアの可能性と、地域を活性化させるための具体的なアクションについて深く考える貴重な機会を得ました。