公開日 2025年05月12日
2025年5月8日(木)、徳島キャンパスにて1年生を対象とした地域学講演会を開催しました。
演題は「私の考える地域貢献~ミャンマーでの医療プロジェクト立ち上げにかける思いから~」です。
今回は、広島大学大学院 医系科学研究科 口腔外科学 歯科診療医 岸直子 先生を講師にお迎えしました。
先生は、歯科医師になることを諦めずに葛藤した学生時代のこと、貧困地域での医療支援を志したきっかけ、そして現在のミャンマーでの医療プロジェクトにかける熱い思いについて、分かりやすくご講演いただきました。
講演の中で先生は、「人が幸せそうにしている姿を見ることで自身も幸せを感じる」という信念や、「自分のためにやっている」「規模の大小は関係ない」「自分ができることをやればいい」といった地域貢献の真髄に触れるメッセージを述べられ、学生の皆さんは真剣な眼差しで聞き入っていました。
今回の講演は、参加した学生一人ひとりにとって、地域貢献について深く考え、自らの行動を促す貴重な学びの機会となったことでしょう。
講演後には、こんな感想が寄せられました。
・地域貢献に大きい小さいは関係なく、まずは自分にできることを見つけてやってみようと思う。
・地域貢献と聞くと、何か特別な活動だと思っていたが、日々の生活や経験の中に貢献の種がたくさんあることに気づいた。小さな一歩でも、社会との繋がりが生まれ、やがて大きな力となることを知った。
・「人のためにもそうだけど、自分のためにやっている」という言葉がすごく印象に残った。自分も周りも笑顔になれるような地域貢献を、自分のためにしていきたい。