徳島文理大学 短期大学部公開授業 地域と考えるSDGs③「サスティナブルファッション ~過剰に生み出され捨てられそして今、美しく変わる~」を開催いたしました。

7月14日(木)に徳島文理大学 短期大学部公開授業として、地域と考えるSDGs③講座「サスティナブルファッション ~過剰に生み出され捨てられそして今、美しく変わる~」を行いました。講師にファッションモデルでブランド「ZELF」CEOの小野寺南友 氏をお招きし、徳島文理大学短期大学部 岡部千鶴 学部長との対談形式でご講演頂きました。

ファストファッションの流行を機にますます環境負荷の高い産業へとなっているファッション業界は、環境汚染だけではなく、劣悪な労働環境のもとで働かされている労働者の問題も抱えています。小野寺氏が立ち上げたブランド「ZELF」は、「CHANGE THE WORLD WITH ZELF」というコンセプトを掲げ、労働問題や環境問題に配慮したアイテムを展開しています。

小野寺氏がブランド「ZELF」を立ち上げたきっかけは、地元の福岡の海に大量のプラスティックゴミが漂流しているさまにショックを受け、何とかしたいという思いが始まりとのことでした。

「ZELF」は、海岸の清掃からその活動をスタートさせ、現在は、海洋プラスティックや廃棄予定の生花(ロスフラワー)を使った環境に配慮したアイテムを一つ一つハンドメイドで製作し、受注生産で販売しています。

大学の授業で学んだことに興味を持ち、自分で調べ、行動に移してきた小野寺氏。フェアトレードの商品を「ZELF」で扱うようになったのは、「ラナプラザ事件」(※)を扱った本を読んで関心をもったことがきっかけだったとお話しされました。

※ラナプラザ事件:2013年4月24日バングラディッシュの首都ダッカ近郊において発生した商業ビル「ラナプラザ」の崩壊事故。

学生たちは、今回の講演を通して、海洋プラスティックが海や生物に与える影響や劣悪な環境のもとで働かされている労働者の問題に改めて目を向けるきっかけになったことと思います。また、これらの問題に対して実際に自ら調べ考え行動に移している同年代の小野寺氏の話を聞くことで、心に直接響いたものがあったことと思います。

講演の最後に、小野寺氏は、学生に向けて「今起きていることに目を向け、興味を持って調べること、そこから何か自分でできることがないかと考え、行動すること」の大切さを語ってくれました。