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オリーブ生葉の特異代謝促進技術を開発

2022年11月21日

 理工学部ナノ物質工学科で小豆島の特産品であるオリーブの生葉に含まれる特異代謝成分を、収穫後に1.7倍以上に増量できる特異代謝促進技術を開発しました。

徳島文理大学が開発した特殊なLED光を、小豆島産のオリーブ生葉(注)に照射することで、収穫から24時間後に、ポリフェノール総量がおよそ1.7倍以上に増加しました。光合成による糖質生産とストレス防御反応の相乗効果により、糖質から特異代謝物質であるポリフェノールへの転換が促進されたと考えられます(図参照)。


オリーブの葉粉末を添加した餌で養殖したオリーブハマチは、酸化・変色しにくく、食味もよいという特長があります。今後も餌用のオリーブ葉の需要拡大が見込まれることから、効率的なポリフェノール増量技術が望まれています。

さらに近年、植物の葉に含まれているビタミンC、βカロテン、アントシアニン、カテキンなどの有用成分の需要も高まっています。徳島文理大学は、今回開発した特異代謝促進技術を、魚養殖用途のほかにも、圃場栽培、施設園芸栽培、閉鎖型植物工場に応用して、農水作物の高付加価値化を推進する計画です。

(注)オリーブの生葉は、小豆島ヘルシーランド株式会社に提供して頂きました。