生活科学科食物専攻TOPICS

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学生食堂でのシカ肉料理提供に向けて②「捕獲されたシカ肉の解体方法を学ぶ」

9月30日、とくしまCOC教育・研究・社会貢献プログラムの一環で、食物専攻2年生が那賀郡那賀町沢谷の南高城山と、同町木頭の木沢シカ肉等加工施設へ行きました。目的は、「食害防護のネット張り体験」と「捕獲されたシカ肉の解体方法を学ぶ」です。

 

午後からは木沢シカ肉等加工施設にて、管理人 平井様から枝肉の状態からの解体方法を教えていただきました。

白衣に着替え、施設についての説明を受けます。施設に入る前に靴底を消毒します。

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今回解体するのは約30kgの雌のシカ肉です。身と骨の外し方を中心に教えていただきました。

手際よく包丁を扱いながらのアドバイスに、学生も必死でメモを取り、写真に収めます。

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最初は生々しい肉と骨の塊に驚いていましたが、丁寧にご指導いただき、少しずつ慣れてきました。

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骨から外した肉は部位ごとに切り分け、真空パックします。

解体終了後の質疑応答では、「全ての作業を終えるまでの時間は?」「熟成期間は?」など熱心に質問し、耳を傾けていました。

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日常の生活から離れ、今までにない体験と大自然に触れ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

今後、学生はシカ肉料理のレシピを考え、学生食堂で学生や一般の方に販売します。

この経験を生かし、おいしいシカ肉料理を提供できるように、そして食材としてシカ肉を扱うことのできる栄養士となれるように頑張っていきます。

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お、この内容は記事として2017年10月1日の徳島新聞に掲載されました。