要介護高齢者などに認められる口腔機能低下症は口の働きが衰えることによって起こる疾患です
この疾患の診断は、口腔の機能を調べる七項目の検査によって行います
まず咬む力の目安となる、残存歯数について調べます

こちらは舌表面の湿潤度から口腔乾燥を調べる装置です

この装置では飲み込む能力に関係する舌の力を測定します

こちらの装置は6秒間に発音できる「パ・タ・カ」の音の数で、舌や唇の運動機能を調べます

2年生の検査結果です(基準値以上が正常)、これらの音は咀嚼や嚥下機能に関連が深いことが知られています

「パ・タ・カ」の正確な発音は、健常者でも意外と難しいものですね…
この実習は2年生後期の授業、歯科保健指導演習の一部として行っています
口腔保健学科では指定の教科∗を履修することで卒業時に社会福祉主事任用資格が修得できます
この一環で学科では高齢者などを対象とした福祉についても学んでいます
「認知症」をテーマとしたグループワークもその学びの一つです

こちらのグループでは認知症に関連する生活習慣について…

こちらは認知症の治療に用いる薬剤について調べました

こちらは認知症を予防するための運動療法について…

こちらは生活習慣病との関係について調べた内容を発表しました

授業ではこの他にも貧困や社会資源の問題、SNSに関わるトラブルなどについても学びます
この授業は一年後期の授業「現代社会と福祉Ⅱ」の一部として行っています
∗「看護学概論」、「現代社会と福祉IおよびII」、「社会調査の基礎」、「社会保障」が社会福祉主事指定科目に該当します
皆様,新年あけましておめでとうございます.

昨年度もたくさんの方に本ブログをご覧いただきました.心よりお礼申し上げます.
今年は,健康運動実践指導者の初試験があります.多くの在校生が合格できるように,がんばります.
また,4年生も正月返上で勉強し,1/4には模擬試験を受けています.
各模擬試験の平均点も上がってきており,全員合格目指して頑張っています.
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