就職支援事業として、12月22日(火)に県内企業経営者との座談会を開催しました。
本座談会は、香川県援補助金事業として行われており、3年生が参加しました。
講師は、香川県診療放射線技師会 会長 門田敏秀 先生でした。
先生は、香川大学医学部附属病院の診療放射線技師長も務められています。
診療放射線技師の現状から大学病院に関する説明を頂きました。
さらに、就職活動について、病院規模による特徴やどのような人材を採用したいのかなど、
具体的に分かりやすくお話を頂きました。
学生にとって就職活動に一歩踏み出せた良い機会となりました。
就職活動への意識が高まったように感じられる有意義な時間でした。
月別アーカイブ: 2020年12月
合同進学相談会を開催します![2月11日開催]
あけましておめでとうございます、ハミィちゃんです!
2020年の年末
今年も年末の時期になりました
今年は世界中で様々な計画が見直されたりイベントがキャンセルされたりしましたが,
当学科でも予定変更が相次ぎ,ホームページでのイベント紹介などにも少し影響が及んでしまいました.
しかし,今年の締めとして,手短ではありますが学生の皆さんの様子をお伝えしようと思います.
今年の1年生は70人を超す学生数ですが,間隔を空けて座れる教室で十分な換気を行いながら授業を行っています.
今の季節は寒いとはいえ,カーテンなどで直接風が当たらないようにして暖房を十分に強めることで,
体調を崩す学生もほとんどなく,例年通りのカリキュラムで運営されています.
2年生は基礎的な工学知識に基づいた実験や実習を行います.
後期の12月には医用電子工学実験でセンサー信号の増幅回路を
自作してヒトの運動機能や発汗などの生理機能を計測しています.
写真では,回路の調整をしたり,前期に学んだオシロスコープでの計測などを駆使して
信号が正しいかどうか調べたり,友人を呼んで反射機能を測定したりしている光景を紹介していますが,
今年は実験室の窓や出入口を開けての換気や機器の消毒,
必要な時にはマスクだけでなくフェースガードを付けるなど,例年とは違った雰囲気も一部にはありました.
3年生は,画像診断・治療や医療上の検査で必要な知識に加えて
実践的なスキルを身に付けることを主なカリキュラムとした学年です.
そのため様々な内容の実習をしますが,年末の今の時期はその最終段階です.
これまでに画像診断や放射線計測などの実習風景を紹介しましたが,
今年はマスク姿でのトレースや,薬品の取り扱いに関する実習風景を載せてみました.
4年生は2月の国家試験に向けて一層の追い込みを行っています.
高校生の皆さんが見てあまり面白い風景ではないかもしれませんが,
この時期に熱心に学習する姿は皆さんの受験と同じくいつもより気迫が伝わってくるようです.
2月には全員が笑っている姿を撮りたいものです.
今年はコロナ禍の年で,いろいろ大変な思いをされた方も多いと思いますが,
来年は少しでも早く普段の生活に戻れることを願っています.
卒業アルバムの撮影を行いました
12月18日(金)3年生卒業研究中間発表会
本日、3年生の卒業研究中間発表会を行いました。
ポスター発表形式での発表会でした。
最初に教員の挨拶がありました。
3年生はとても緊張した様子でしたが、発表会が始まり自分が行っている研究について
質問されるとしっかりと答えることが出来ていました。
こんな姿を見るとみんな成長したなと感じているところです。
今年は、コロナ渦ではありますが何とか開催することが出来ました。
当然のことながら、当日の感染対策を十分に行い、例年よりも短時間で終了させました。
発表を終えた3年生は来年の卒業研究発表会に向けて、さらに努力してくれると思います。
入学予定者を対象とした学科説明・施設見学会を開催しました!
令和2年12月19日,公募推薦入試I期合格者のための学科説明・施設見学会を開催しました。
入学予定学生6名と,そのご家族の計17名が参加していただきました。
鶯学科長から理学療法の内容の紹介と,本学科での学びの特徴を説明し,
また,長田講師が学科施設の見学の案内を行いました。
オープンキャンパスに参加した学生がほとんどでしたが,
オープンキャンパスでは「受験する大学を選ぶ」という視点であったはずです。
今回は,「来年四月から学ぶ」「4年後は理学療法士になる」という
今までとは違う気持ちでご参加いただけたことと思います。
施設見学の中では,実際に柳澤ゼミの活動風景(電気刺激効果の検証)の見学や,
三次元動作解析装置の体験,物理療法(パラフィン浴)の体験を行っていただきました。
相談コーナーでは,今までのオープンキャンパスと違い,
より実際の学生生活を意識した質問を受けました。
入学まで後3か月半となりましたが,
最高のスタートをきれるために各自の家庭学習(eラーニング)や
新生活に向けた準備を進めていただけたらと思います。
教員一同,皆様のご入学を楽しみにしてお待ちしております。



国家試験対策セミナーを実施しました
令和2年12月5日~7日の3日間で国試塾の中島先生をお招きし,
国家試験対策セミナーを開催しました。
今回のテーマは「画像の見方」です。
学生達の苦手分野である,レントゲン,MRIなどの画像診断を集中的に学習しました。
3日間朝から晩まで,休憩も惜しまずグループ学習を行いましたが,
不思議と学生たちの集中力は落ちませんでした。
ここに,中島先生の勉強方法の秘密があります。
中島先生の勉強方法は通常の勉強方法とは異なり,アウトプットを重要視したアクティブラーニングです。
そのため,時間はあっという間に経過していきました。
3日間の前後でテストを行って効果判定を行いましたが,
最終的には全員9割程度の得点率が得られるようになっています。
大学内で最も広い施設(国際会議場)で開催したため,密になることもなく,
感染対策を十分に行った中で実施することができました。
目指せ,全員合格!!
本学科教員の論文がJournal of Stroke & Cerebrovascular Diseases(Impact Factor; 1.787)にアクセプトされました
本学科教員(赤澤講師)が神戸大学、吉備国際大学、河西田村病院との共同研究結果をまとめた論文が
Journal of Stroke & Cerebrovascular Diseases(Impact Factor; 1.787)にアクセプトされました。
研究タイトル
Changes in quadriceps thickness and echo intensity in chronic stroke survivors: A 3-year longitudinal study
研究概要
最近の研究で、脳卒中発症後における骨格筋変化(筋量減少や筋内脂肪量の増大)は
リハビリテーションアウトカムに悪影響を与える因子であることが明らかとされています。
本研究では、慢性期脳卒中患者における発症後の骨格筋変化を3年間調査しました。
3年間の縦断的調査の結果、麻痺側と非麻痺側の大腿四頭筋の筋量は、
それぞれ10.3%と17.0%減少し、麻痺側と非麻痺側の筋内脂肪量は、
それぞれ20.0%と24.9%増大することが明らかとなりました。
さらに、3年間で体重の減少量が大きかった者ほど、
麻痺側と非麻痺側の大腿四頭筋の筋量の減少量が大きいことが明らかとなりました。
本研究結果は、慢性期脳卒中患者における骨格筋の縦断的変化が著明であること、
また、それらに対する介入が重要であることを示唆しました。
著者コメント
脳卒中患者のリハビリテーションアウトカムを改善させるためには、
麻痺機能に着目するだけでなく、麻痺側と非麻痺側の骨格筋の量と質にも
注目する必要があることが近年の研究で示されています。
本研究は、世界で初めて慢性期脳卒中患者の骨格筋の縦断的変化を明らかとした点で価値あるものと考えます。
また、本論文は第1雑誌投稿開始から論文受理まで2年以上の月日を要しました。
改めて論文を国際誌に公表する難しさを痛感致しました。
今後も引き続き意義ある研究結果を公表できればと思います。
イルミネーションの点灯が始まりました
12月1日、徳島キャンパスでは恒例の冬の風物詩、文理ナリエの点灯が始まりました
口腔保健学科のあるメディアセンター前の並木が輝いてます!
正門横のイルミネーションは新色でしょうか?
むらさきホールに映る光が幻想的ですね
「報恩の時計」も綺麗に飾られました
点灯式の様子はNHK徳島でも放送されました
徳島キャンパスのイルミネーションは2021年2月14日(日)まで、17時 ~ 21時の間に点灯されます
(1月15日~17日は大学入学共通テストのため入構ができません)