ご卒業おめでとうございます。
本学科教員(近藤慶承 講師)が執筆した論文「Sleep profile during fasting in PPAR-alpha knockout mice」がPhysiology & Behavior(Impact Factor2.635)にアクセプトされました!
「Impact Factor」とは,その雑誌に掲載された一つの論文が,一定の期間(直前2年や5年)の間に何回他の論文に引用されるかという平均値を示したものです。
今回,近藤先生が採択された論文のインパクトファクターは2.6ですから,その値は非常に高いです。
つまり,非常に有名雑誌であり,採択されるには難易度が高いということです。
この論文の採択が博士課程卒業の決め手になったようです。
本学科教員は普段の教育活動や社会活動に加え,研究活動にも力を入れています。
このように,「教育」「社会貢献」「研究」の3つをバランスよく行うことが大学教員の使命です。
本学科教員(近藤慶承 講師)が徳島大学大学院医科学教育部医学専攻の博士課程を修了し,博士(医学)の学位を取得しました!
医学博士は博士号の中でも取得が難しく,その分価値も高いものです。
これで本学科は教員10名の内8名が博士号を取得したことになります。
一般的な専門学校ではこのような学位は求められませんが,大学ではこのような学位とアカデミックな活動が求められます。
そのため,教員の質の高さは他校や他大学に負けないものがあります。
2020年3月20日に本学科教員(日岡明美 講師)の論文「Action observation treatment improves gait ability in subacute to convalescent stroke patients」がJournal of Clinical Neuroscience(Impact factor 1.593)にアクセプトされました。
Journal of Clinical Neuroscienceは国際的に有名な雑誌であり,とても名誉なことです。
内容は,脳卒中患者の歩行自立に関するものです。
このように,当学科教員は大学の教員として,研究にも力を入れて最新の知見をもとに教育を行っています。
また,このような論文を発表することでリハビリテーション医学の発展にも貢献しています。
3月17日は香川キャンパスの卒業式でした。
“晴れの日”にふさわしく、大変穏やかな初春の日差しのもとで行われましたが、当大学も他の多くの教育機関と同様、式典を行わず各学部の卒業生総代が卒業証書・学位記を学長から伝達されることとなりました。
そして、すべての卒業生への授与はこの後に個別の会場で学科ごとに行われました。
例年のような盛大な式典がないのは大変残念ではありますが、それでも大切な区切りの日。
授与式場の前ではスーツ姿の男子学生や袴や振袖の女子学生がお互いに大変晴れやかに挨拶などを交わしていて、この姿だけは例年と同じにみえました。
当学科の卒業証書授与式は学部長および学科長の挨拶から始まり、表彰、卒業証書授与へと続きました。
マスク姿で隣と十分な距離をとって座るなど、感染防止に配慮した式ではありましたが、表彰や授与では緊張しながらも自然と笑みがこぼれ、やはり明るく華やかな授与式になりました。
学科内での式が終わると例年通り写真撮影会が広場で行われました。
この光景は例年通りでしたが、今年は保護者の方々が少し遠くから見守るなど、感染防止に向けた配慮が行われていたようです。
また、今年は謝恩会を残念ながら中止にしましたので、この場が教員との最後の交流になります。お互いに写真を撮り合うなど、名残が尽きない撮影会でした。
今年は少し静かな卒業式だったとの印象はぬぐえませんが、一刻も早く新型コロナウィルスの影響が終息して再び活気のあふれる大学構内に戻ることを教職員一同は心から願うとともに、それに向けて必要な情報収集と感染予防対策を適正に行い、学生への的確な知識の伝達などを継続的に続けていくことを改めて強く心掛けていきたいと思います。
令和2年3月15日,理学療法学科7期生の卒業式が執り行われました。
新型コロナウイルスの影響で,時間短縮・規模縮小の中実施されましたが,天候にも恵まれ,晴れやかな気持ちで門出を祝うことができました。
これからは一人前の理学療法士として社会に出ていくことになります。
ストイックなことで有名な7期生は国家試験合格率も恐らく歴代NO1で,7期生の受験者は全員合格圏内です。
持ち前の生真面目さと,団結力の強さを忘れずに,これからは患者さんのために一生懸命技術と知識を磨いたもらいたいと思います。
教員一同,皆様の今後のご活躍を期待するとともに,
また,大学を訪れて臨床で奮闘する話を聞かせてもらうことを楽しみにしています。
2月20日に診療放射線技師の国家試験が行われ、当科からも多くの4年生が受験しました。
この試験の合格を目指してこれまで頑張ってきただけに、その日はさすがに緊張した様子で朝7時頃から志度駅に向かう学生の姿が多くみられましたが、多くの学生が実力を発揮できたのではないかと期待しています。
発表は3月23日です。
さて、今年度も学生のいろいろな活躍がありました。
特に4年生は卒業研究も行いますのでその成果の学外発表も行われます。
写真は卒業研究発表会の様子ですが、この発表会で内容やプレゼンテーションが特に優れた学生は学外でも発表してもらうように学科として勧めています。
そのひとつとして、今年は香川県技師会との連携が発足したこともあり、10月6日(日)香川県立文書館において香川県診療放射線技師会 第1回学術研修会が開催されました。
内容は3部構成で、第1部は話題の医療法改正に伴う線量管理システムについてメーカーによる情報提供講演でした。
第2部にて、診療放射線学科4年生3名による卒業研究発表を行いました。MRIにおけるファントムスタディのための基礎検討や自作ファントムよる画質評価に関する研究内容であり、しっかりと発表できました。
第3部では県下5施設の会員による症例報告などの発表でした。
香川県診療放射線技師会との連携協定が締結され、学生が本格的に技師会行事に参加する記念すべき研修会となりました。
学生にとって大変良い機会であり今後も参加したいと思います。
診療放射線技師になるという意識がより高まったように感じられる有意義な時間でした。
このほかにも、昨年9月に行われた中四国放射線技術フォーラムでの学生発表、あるいは学術誌への投稿に向けて現在執筆をしている学生がいるなど、今年度は研究活動や情報発信にも学生の意識が高かったように思います。
今後もこのような意識をさらに高めていただくことにより、当学科の活動をさらに充実させる原動力になることが期待されます。