今年度、最後の全国の臨床工学技士養成校が一斉に行う統一模擬試験を行いました。
国家試験前では、全国の統一模擬試験は最後になります。
4年生は、みんな一様に緊張しています。学内の模擬試験はあと1回予定していますが、どの学生さんも真剣です。
3月5日の第30回臨床工学技士国家試験まで、体調管理を行いつつ、ラストスパートです。
今年度、最後の全国の臨床工学技士養成校が一斉に行う統一模擬試験を行いました。
国家試験前では、全国の統一模擬試験は最後になります。
4年生は、みんな一様に緊張しています。学内の模擬試験はあと1回予定していますが、どの学生さんも真剣です。
3月5日の第30回臨床工学技士国家試験まで、体調管理を行いつつ、ラストスパートです。
清潔操作に関する講演会を開催致しました。
本日の講師は、本学の卒業生(2期生)の寺西賢亮先生です。
寺西先生は、現在神奈川県にある社会医療法人社団 三思会 東名厚木病院で臨床工学技士として活躍中です。
本日は、手術室の業務に従事するために必要な知識である、清潔操作とガウンテクニックに関する内容の講演と実技を指導して頂きました。学内の実習でも、同様の講義や実習を行っていますが、実際に活躍されている先輩から、指導を受けることで改めて理解を深めることが出来ました。
今回の講演会は臨床工学科の3年生が対象です。4月から4年生に進級することへのアドバイスや、臨床実習に向かうための準備など、講演会の内容のみならず、学生さんたちの質問に丁寧にお答え頂きました。
本学科は卒業生が後輩達をサポートしてくれる体制が整っています。また、卒業生が全国の医療機関で活躍してくれていることを感じられる講演会でした。
■講演の様子
■実技(ガウンテクニック)の様子
1月20日(金)に臨床工学科3年生を対象に2つのテーマで特別講演会を行いました。
本日の講師は、高知大学附属病院臨床工学部副部長/臨床工学技士長 村上 武先生(右)と高知医療センター臨床工学技術部 臨床工学科副科長 岡田 恒典先生(左)です。
岡田先生から「人工心肺業務と心臓カテーテル業務の実際について」というテーマで、臨床工学技士の主な業務である循環器関連の業務に関する内容で講演いただきました。
心臓手術は心臓を止める必要がありますが、心臓を止めている間に臨床工学技士が、患者さんの心臓の代わりを行う業務が人工心肺業務です。心臓カテーテル業務では、不整脈や冠状動脈(心臓に酸素を送る血管)の検査や治療に関わる業務です。
これらの業務について、手術室やカテーテル室で行われている事を、臨床工学技士が行っていることを、具体例も含めて丁寧に教えて頂きました。
村上先生からは「PMDAにおける医療機器承認審査の実際について」というテーマで、医療機器が開発から臨床使用に至るまでの流れを講演いただきました。
今日の医療では、医療機器が欠かせません。また、医療機器は日々進歩しています。
しかし、医療機器を開発して、医療現場で使用するためには医療機器承認審査に合格する必要があり、その審査を行っている機関が、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)です。医療機器開発には、その治療や原理などに詳しい臨床工学技士が関わることがあります。
せっかく新しい医療機器を開発しても、PMDAの審査で医療機器の承認を受けなければ患者さんの治療には使えません。村上先生は、PMDAでの実際の承認審査を行われており、PMDAでのご経験を分りやすく御話頂きました。また、村上先生は本学の大学院を修了させております。
両テーマとも、これから臨床工学技士を志す学生さんにとって、就職の幅を広げる良い講演会でした。
1月12日(木)に手術ロボット「ダヴィンチ」を用いた手術に関する講演会を行いました。
講師は、1期生で本学の卒業生 木村裕紀先生です。
木村先生は、現在香川大学医学部附属病院のME機器管理センターで活躍中です。
ダヴィンチを用いた手術の実際とシステムの説明を教えて頂き、手術の様子についても説明して頂きました。
また、臨床工学技士によるトラブルへの対処方法 や保守管理などを詳しく教えて下さいました。
本講演会の受講対象学年は、臨床工学科の3年生でした。
5月から始まる臨床実習に向けて、後輩たちにアドバイスも頂きました。
さらに、今後の臨床工学技士の必要性についても教えて下さり、学生からの質問にも分かりやすくお答え頂きました。
臨床工学科の卒業生は、今回の木村先生もですが、多くの医療機関で活躍されています。
今後も、卒業生と在学生の交流企画も計画していますので、その都度、情報を発信したいと思います。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年に引き続き、いろんな情報を発信していきますので、本年も、臨床工学科を宜しくお願い致します。
第2回全国統一模擬試験が実施しました。
来る3月5日(日)に実施される第30回日本臨床工学技士国家試験合格を目指し、年末年始のお休みを返上して勉強してきた実力を試す試験です。
みんなとても真剣です。
寒さに負けず体調管理を行って、絶対合格を目指します。
臨床工学科3年生が、香川薬学部で薬剤実習を行いました。
香川薬学部4年生や臨床工学科3年生は、共に次年度から臨床実習を受ける学年で、いろいろと情報交換を行いました。
また、香川薬学部の学生から、
薬剤師の業務内容や処方箋の見方(処方箋を基に分包機とお菓子を用いて模擬調剤体験実習)
点滴に用いる薬剤 の混注方法(アンプル製剤を点滴用製剤に混ぜる)
清潔手洗いの方法などを教 えて貰いました。
他の医療職を志す学生さんと交流することで、視野を広げ、お互いの専門性を理解し、医療現場で協力して、患者さんのケアに当たってくれえると期待しています。
とても有意義で楽しい実習でした。