徳島こども薬局
1.行事名 徳島こども薬局
2.日時 平成27年10月18日(土) 9時~17時
3.場所 徳島県文化の森総合公園21世紀館多目的活動室
4.出席者 徳島文理大学 薬学部
四国の全薬学部の連携共同による薬学教育改革
教務補佐 中野真代
5.行事内容
本行事は,徳島県薬務課が主催する薬と健康の週間フェア内で,徳島県薬剤師会が開いた小・中学生を対象とする無料体験教室である。PTP包装された菓子を医薬品に見立てて,医療現場で用いられている物と同型の調剤台や分包機を使って調剤業務を実習する。また,調剤だけではなく,監査(調剤後の薬が処方せん通りに調剤されているか点検する作業)や服薬指導も併せて経験することで,医薬品がどのような過程を経て手元に届いているのか,薬を使うときに注意する点は何かということを学べるようにもなっている。
今年度は,初めて事前予約制と未就学児童参加の制限を設けたことで,待ち時間が短縮されるとともに各個人の実習時間にも余裕ができ,体験内容へのより深い理解が得られたように思われる.併設の薬研体験コーナーでは,一般的に余り知られていない漢方薬原料(生薬)の加工の仕方を紹介しており,大人でも簡単に持ち上げられない鉄製の薬研で生薬を挽くと,子どもの力でも固い木の皮がわずか数分で粉末になる様子を見て歓声を上げていた。これを期に薬学に興味が持って貰えれば本会の主旨を全うできたと思われる。
配布:チラシはこちらから → H27徳島こども薬局案内
【実習を始めるに当たって白衣を選ぶ様子】
【ラムネ菓子を使って錠剤粉砕を体験する様子】
【医薬品適正使用やセルフメディケーション啓蒙資料】
【徳島県薬子ども薬局実行委員】