2012年12月21日(金) 平成24年度FD委員会[実務分野]を開催しました。

2012/12/21

FD委員会[実務分野]

平成24年12月21日(金)にFD委員会[実務分野]をサンポート高松にて開催しました。

◆日時:平成24年12月21日(金)13:00~17:00

◆場所:サンポート高松 6階 67会議室

◆参加者:
[徳島文理大学薬学部]・・・・・京谷 庄二郎、山川 和宣
[徳島文理大学香川薬学部]・・・二宮 昌樹、飯原 なおみ
[徳島大学薬学部]・・・・・・・東 満美
[松山大学薬学部]・・・・・・・難波 弘行、秋山 伸二

IMG_0114

◆会議の要旨

 はじめに各学部の実務系SBOに対応する講義、実習内容の現状を、各学部の委員がそれぞれ報告した。

  1. 徳島文理大学薬学部では、1)医療系の講義は4年後期まである。2)医療系のアドバンスト講義は(地域薬学、コミュニケーション)5年生で行う。3)実務実習事前学習は4年の前・後期で、実務系4名と医療系3名の教員が行う、4)フィジカルアセスメントは実務実習事前学習の中で講義・実習を行う(医師の教員が担当)、5)医療系講座の大学院生は1名が社会人枠でおり、講義は香川薬学部と合同でおこなう。
  2. 徳島文理大学香川薬学部では、1)医療系の講義は3年~6年で行う。2)1年生の早期体験学習では、病院・薬局・企業の他、介護施設で行う。3)アドバンストは5~6年で行う。4)フィジカルアセスメント教育は、実務実習事前学習の中で講義・実習を行う。(医師の教員が主担当)
  3. 松山大学薬学部では、1)完成年度が過ぎて7年目となり、現在、講義・実習内容の見直しを行っている。2)実習は医療系教員で担っている。3)1年生の早期体験学習は、病院・薬局・企業で行う。4)フィジカルアセスメント教育は検討しており、4年前期に取り入れる予定。
  4. 徳島大学薬学部では、3大学と若干異なっている。1)3年生後期に薬学科(6年制コース)と創製薬科学科(4年制コース)に分かれるため、低学年で薬剤師実務に特化した授業は実施していない。2)実務実習事前学習は、薬学科4年後期に薬学部全教員でコアカリに従って実施している。3)病院実習は病院で実務を実施または経験している教員が一部担当している。4)シラバスはほぼコアカリどおりで行っているが、改定が必要と考えている。

 総合討論では講義内容が教員間で重なることがあり、学生の不満となっているので教員間の協議は必要ではないか。効果的な早期体験学習の実施時期と訪問施設の選定が難しい(1年前期、1年後期と大学により異なる)。フィジカルアセスメント教育については、教員の研修等問題点がある。

IMG_0103