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医用機械工学概論医用機械工学概論

医用機械工学概論

医用機械工学概論では機械工学分野の5つの項目、すなわち①材料力学、②機械力学、③流体力学、④熱力学の4力に加え⑤波動について学びます

教授石原 国彦

INTRODUCTION授業・研究について

■授業について
医用機械工学概論では機械工学分野の5つの項目、すなわち①材料力学、②機械力学、③流体力学、④熱力学の4力に加え⑤波動について知識を教授している。これらはいずれも国家試験に出る重要な科目である。①では物体に力を加えたとき生ずる応力、②では物理の基礎、③ではベルヌーイの式、④ではボイル・シャルルの法則、⑤では音波の伝搬特にドップラー効果などを教えている。

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■研究について
当研究室では卒論テーマとして工学系の題材を学生たちに与えている。臨床工学技士は医療職種の中でも工学の知識を最も多く必要とするもので、工学に強い技士の養成に心血を注いでいる。それが現場からのニーズであるためである。そのためには基礎となる数学・物理の学力が必要なため、研究室に配属されると数学と物理の勉強を行います。その結果、他の分野の理解度も進み、高い国家試験合格率につながっています。現在は病院内で要求される静粛性実現を目指して研究しています。

LECTURES講師の紹介

教授 石原 国彦
教授 石原 国彦

教授石原 国彦

担当授業

医用機械工学概論
医用工学演習C(応用数学)
医用工学演習D(応用物理)
  • 研究専門分野

    振動工学、音響工学、流体工学

  • 研究室名

    振動・騒音研究室

  • 論文・著書等

    当研究室(主催者:石原国彦)ではこれまで多くの学術論文を世にだしており、機械工学分野、環境工学分野で120編余りの学術論文があります。翼振動、ロータ振動、車両振動、流体騒音、流体関連振動、消音器、空力自励音、減衰、ダクト騒音、噴流、吸音材、医療関連など様々な分野の問題を解決してきました。そして論文に仕上げてきました。したがって企業などで問題が生じておりましたらご一報いただければご相談に乗ります。以下に最近掲載された論文のいくつかを示します。 〇石原 国彦, 小林 慧, 膨張型消音器の入口管の消音効果に及ぼす影響について, 日本機械学会論文集, 第87巻第895号, DOI:10.1299/transjsme.20-00385, 2021. 〇石原 国彦、断面の大きさと長さが異なる二つのダクトを結合した平面波音場の固有音響周波数について(現象の理解)、騒音制御、Vol.45, No. 5, (2021), pp. 229-238 〇石原国彦、断面の大きさと長さが異なる二つの音響管を結合した平面波音場の固有音響周波数(理論的考察)、日本機械学会論文集, 第88巻第908号, 2022

  • 受賞

    〇1981年4月 日本機械学会賞(論文賞)受賞 〇2008年7月 日本機械学会環境工学部門「研究業績賞」受賞 〇2009年8月 日本機械学会機械力学・計測制御部門「技術業績賞」受賞 〇2012年3月 日本機械学会中国四国支部「技術創造賞」受賞 〇2013年8月 日本機械学会機械力学・計測制御部門「学術業績賞」受賞

中高生への
メッセージ

臨床工学技士は心臓(循環)、肺(呼吸)、腎臓(代謝)が機能しなくなった患者様に対し、人工心肺装置、人工呼吸器、透析装置など高度な医療機械を操作して命を守る尊い仕事です。やりがいのある医療職種ですので興味があれば一緒に勉強しましょう。臨床工学技士は医学、工学、臨床の3分野を勉強することになります。特に工学ではその基礎となる数学・物理が必要ですが、臨床工学科では工学系の先生も多くいますので物理を履修していなくても私どもが教育しますので安心してください。最も大事なのは臨床工学技士にぜひともなりたいという強い意志です。それがあれば道は拓けます。

RESEARCH THEMES研究テーマ

  • ダクトの音響特性の
    把握と低減対策

ABOUT 保健福祉学部について

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