診療放射線学科TOPICS

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2019年もそろそろ年末になりました

いよいよ年末を迎え、令和元年の最後の週に差し掛かってきました。
4年生は国家試験が近づいているため緊張感が漂い始める時期ですが、3年生以下の学生は冬休みが近いこともあり少しリラックスした雰囲気もあるようです。
とはいえ、この時期は各学年で学ぶ教科の仕上げの時期で、特に実験や実習は実践的な内容が多くなりますので、真剣味あふれた姿勢で取り組んでいます。
 
今年も年末時期の実験実習の様子などを少し紹介します。
1学年と2学年では一般教養や診療放射線技術の基礎となる専門科目を中心にカリキュラムが組まれており、画像診断装置の基礎となる医用電子工学でも2学年の後半に実験を通して実践的な電子デバイスの使い方や効果を勉強します。
写真は、様々なセンサーを用いて各種の人体計測を行っている様子です。
吐く息でモータを回転させたときの発電量による肺機能計測、LED光を当てたときの反射光量による肌ツヤの計測、LED点灯後にどれだけ素早くスイッチを押せるかを調べる反射能力計測など、計測回路の自作と収集データ解析を通して電子回路や統計手法を実践的に学んでいます。
勉強とはいいながらも自分の記録の良し悪しに一喜一憂している様子は大変楽しそうに見えました。
また、回路のチューニングでも仲間内で相談しながら行ったり、逆に黙々と一人で集中して行ったりと、状況に応じて様々な活動があり普段の姿とは少し違う光景もあちこちでみられました。

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3学年になると、実際の臨床検査や画像診断に即した実習内容が数多く組み込まれるようになります。
写真はX線写真のトレースによる解剖学的位置関係を理解する実習、超音波画像診断装置を用いた模擬診断、検査室からX線などの有害な放射線が漏れていないかどうかを確認して記録に残す漏洩線量計測を行っている様子です。
また、実際の診療では女性技師がX線乳房撮影を担当することが多い現実がありますが、この撮影装置は通常のX線装置とは異なる特徴をもっているため男子学生も装置の原理、構造や扱い方を勉強して幅広く診療上の知識を身に付ける必要があります。
3学年ではこのように数多くの実習によって専門知識を深めていきます。

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さらに、3学年は就職活動を始める学生もおり、就職に関するセミナーもこの時期には何度か行われます。
写真は講師の先生に来ていただき丁寧な言葉遣いなどを改めて確認している様子ですが、就職活動に限らず、特に医療系の学生さんたちは患者さんと向き合うことから医療技術に加えてこのような接遇の基本もしっかり身に付けることも大切です。
就職
 
年が明けると年度末の定期試験や実技試験のシーズンになります。これから迎える冬休みの間にしっかりリフレッシュし、そのシーズンに備えてエネルギーが十分得られるような浩然の気を十分に養ってください。