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「教員養成コンソーシアム四国」第2回推進委員会

< テレビ会議により開催 >

 平成22年9月27日(月)に「教員養成コンソーシアム四国」第2回推進委員会を初めての試みとして、3大学を繋いだテレビ会議により開催しました。
 はじめに、桐野委員長(徳島文理大学学長)さんより、「本コンソーシアムも2年目を迎えたが3大学が連携して計画した事業を強力に推進していこう」という挨拶がありました。本コンソーシアムは、設置した5つの部会の実践と各大学での連携事項に関した実践の2本立てで取り組んでいますが、今回は推進委員会のなかでも意見、指導をいただいた5部会の連携取組みの内容について紹介します。

< 協議事項 >

1 事業の概要と運営体制について
2 事業の推進について
 (1)本年度の取り組みについて
  各運営部会からの報告
   ゞ疑Σ歡部会
   教育内容改善・充実部会
   6軌免許状更新講習部会
   っ楼莽携部会
   ゾ霾鵐轡好謄猊会
 (2)各大学の取り組みについて
  各大学より報告
 (3)平成24年度以降の取り組みについて
3 フォーラムの実施について
4 評価体制について
5 その他

教職課程部会

■連携取り組みの内容
1 新教職科目「教職実践演習」の授業内容を「3大学合同教員養成カリキュラム委員会(仮称)」で検討し、それぞれのよさを生かし、地域とともに連携を図っていくことで充実させる。
2 教職課程を「教員として最小限必要な資質能力」を確実に身につけさせる内容に改革するとともに、きめ細かな指導と厳格な成績評価を行っていく。
■本年度の取り組み
1 「教育実践演習」の授業内容・指導方法の共同開発に取り組む。
(1)連携大学で分担して「教職実践演習」の実践事例を作成する。 各大学において作成中、10月、「教職課程部会」において検討する。
(2)「教職実践演習」の授業での講義自動収録・配信システム、テレビ会議システムを活用した授業開発を行う。
(3)「教職実践演習」の「履修カルテ」「履修カルテ自己評価シート」を作成する。 各大学において作成中、10月、「教職課程部会」において検討する。
2 教職課程の改革に向けて、きめ細かな指導と厳格な成績評価の実施に共同で取り組む。
(1)教員をめざす学生を対象に「教職ポートフォリオ」を作成し、活用す る。
  徳島文理大学  4月後半に「教職ポートフォリオ」を作成  説明会を実施し、5月より活用を開始
  香川キャンパス 9月29日に説明会を実施 後期より活用を開始
  高松大学    内容を最終検討中、説明会を開催して活用を開始
  四国学院大学  前期中に準備を行い、後期より活用を開始する。
(2)「教職ポートフォリオ」の活用に関する課題について研修会を実施する。 8月7日(土)、高松大学で「教職ポートフォリオ」研修会を実施 テーマ 「教職キャリア教育による実践的指導力の育成」 講師  上越教育大学大学院 釜田聡先生
(3)「教職ポートフォリオ」を活用しての学びをテーマに、学生交流集会を開催する。
(4)「GPA方式による成績評価」に関する研修会を実施し、教員養成においての活用に対する見通しを持つ。

教育内容改善・充実

■連携取り組みの内容
新しい学習指導要領に対応できる教員養成の共通プログラムの開発・充実を図る。
a) 小学校段階における外国語活動の充実
b) 伝統や文化に関する教育の充実  
c) 理数教育の充実 
■本年度の取り組み
a) 小学校段階における外国語活動の充実 
(1) 外国語活動指導事例集」の作成 現場教員の協力を得ながら、「英語ノート指導資料」を参考に教材・教具の開発や具体的指導事例を作成する。(年度内の原案作成を目ざす)
(2) 昨年度実施した学生・小学校教員対象の「小学校外国語活動研修会」を本年度も 継続的に実施する。
・6月26(土)徳島文理大学で「小学校外国語活動」研修会を実施 大阪樟蔭女子大学 管正隆先生
・10月30日(土)徳島文理大学にて予定
・12月18日(土)高松大学にて文部科学省教科調査官 直山木綿子先生による研修  会を予定
・四国学院大学,徳島文理大学 香川キャンパスにて予定
b) 伝統や文化に関する教育の充実
(1)学部・学科の専門性に立脚した伝統や文化に関する内容を見直し、指導プログラムを開発する。
・直接、伝統や文化に触れる体験を伴う授業実践(金丸座、善通寺 1月)
(2)教育関係施設(博物館、美術館等)を活用する授業、外部人材による特別授業を盛り込んだ指導プログラムを共同で開発する。 ・博物館、美術館を活用する授業(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 11月)
・外部人材による特別授業(吉宗瓦窯史跡  10月)
(3) 史跡訪問、伝統文化の見学・観察学習など地域指導者と交流しながら学ぶ授業実践に取り組む。
・地域指導者との交流、講話 (香川県埋蔵文化財センター 12月)
c) 理数教育の充実 
(1) 算数・理科の備品、教材・教具の購入,整備 
・算数・理科の教科指導法において活用し、操作や実験を重視した授業を展開。
(2)「平賀源内先生子ども科学教室」平賀源内先生顕彰会,さぬき市教育委員会,徳島文理大学理工学部,主催 三大学の学生が支援者として参加 21名参加
(3)「子ども科学教室、科学実験教室」の開催  (12月、1月) 
・昨年度購入した教材・教具を使って
・講師、開催日時(長期休業中)

教員免許状講習部会

■連携取り組みの内容  
現職教員に対する免許状更新講習を大学間連携により各大学の特色による分野別講習の実施と講師の相互補完による実施により充実させる。

■本年度の取り組み
1 本年度の教員免許状更新講習の実施状況について

大学名 講座領域 講座数 時間 受講者数
徳島文理大学 徳島キャンパス 必修領域 1講座 (-1) 各12時間 136名 (+49)
選択領域 15講座 (-4) 各 6時間 480名 (-1) 
徳島文理大学 香川キャンパス 必修領域 1講座 (+1) 各12時間 51名 (+51)
選択領域 13講座 (+5) 各 6時間 55名 (+32)
四国学院大学 必修領域 2講座 各12時間 209名 (-7)
選択領域 28講座 (-7) 各 6時間 686名 (-33)
高松大学 選択領域 10講座 各 6時間 39名 (+7)

2 教員養成と教員免許状更新講習の今後の動向について
民主党政権のマニフェストの内容をうけて、「教員養成6年制化」、「教員免許状更新講習の廃止」が議論されるなか、文部科学省より次のような方針が示された。
○通知「教員免許更新制度等の今後の在り方について」(平成21年10月21日)
・教員の資質向上のための教員免許制度の抜本的な見直し(教員養成課程の充実や専門免許状制度の導入の検討を含む)に着手し、必要な調査
・検討を開始する。 ・これに基づく法律改正が行われるまでの間は、現行制度が有効である。
・そのための所要の予算経費を計上している。
○通知「教員免許更新制」(平成22年6月3日)
・中央教育審議会に「教員の資質能力向上特別部会」を設置して今後の在り方について検討する。22年度中を目途に一定の方向性が示される予定である。
・一定の結論が得られ、これに基づく法律改正が行われるまでの間は、現行制度に従って、定められた期間内に免許状更新講習の課程を修了し、免許管理者の確認を受けることが必要である。
・このため、大学等に対して、現職教員の十分な受講機会が確保されるよう、引き続いて質の高い免許状更新講習の開設することが要請されている。
○「教員免許更新制について」(平成22年9 月16日)で、改めて同趣旨の通知がある。来年3月31日に修了確認期限がくる者に対する適切な対応を求めている。
○中央教育審議会では、中間報告のとりまとめ(22年10月)、答申とりまとめ(22年12月)、 法案とりまとめ(23 年 1月)の予定である。

地域連携部会

■連携取り組みの内容
1 高校生に対して大学間で共同して各大学の教育内容の提供などを行い、高大連携を図る。
2 地域・家庭と一体となって、地域の教育力の向上を図る。
■本年度の取り組み
1、高大連携の取り組み 
○各大学の特色を生かした高大連携の取り組みを実施する。
○キャラバンコンサートの実施(徳島文理大学音楽学部と徳島県内高等学校) 7月11日(日)池田高等学校と箸蔵寺 7月25日(日)脇町高等学校とうだつの町並み、阿波高等学校と安楽寺 高等学校の音楽クラブと合同練習、四国巡礼の札所(善通寺を予定)で ミニコンサート実施
○高大連携フォーラムの実施 高校教員、大学教員、教育委員会、教員をめざす学生をパネリストとしたフォーラムを実施する。 高校生に対して教員になるための筋道を示す。
○出前講座による高大連携の実施
○オープンキャンパスにおける高大連携の実施
2 学生ボランティア活動の充実
○学生ボランティアの集い(3大学連携取組) 3大学5名ずつ代表者を出し、ワークショップ形式で交流会を行う。 日時:10月下旬〜11月下旬 場所:四国学院大学 対象:ボランティア経験のある、3大学の代表学生(教職課程を履修中の者) 各大学の教員 数名 3大学の学生の、情報交換・交流が主な目的。教員同士の情報交換も行う。
○各大学独自のボランティア活動の取り組みに参加する 県教育委員会、市町村教育委員会との連携によるボランティア活動への派遣の推進

情報システム部会

■連携取り組みの内容
1. 教員養成に関する授業内容を収録・蓄積し、参加大学で当該科目を学習する学生には授業として、当該科目を担当する教員には研修教材として提供する。
2. 参加大学間で共同実施される授業において教室間をつなぐメディアを整備し、学生による模擬授業評価や他大学の教員による指導を実施する。
3. 情報システムの円滑な活用により、参加大学における質の高い授業の提供や、授業の内容に集中することを可能にする。
■本年度の取り組み
1、情報システム (TV会議部分:polycom HDX) でのTV会議
・6月15日に不具合がある程度解消されたので、連携大学間にて、 TV会議を開催している。現在、連携大学間で調整を継続中。
(※事務局会:金曜日開催=6/15,6/18,6/25,7/9,7/16,7/23,9/3,9/17,9/24)
(※各部会の主に2回目以降=7/9情報システム部会)
(※推進委員会=9/27)
2、情報システム(講義収録部分:photron Power Rec)を含めた活用
・上記のTV会議部分の不具合解消に大幅に時間が割かれたため、 徳島文理大学での学内向けに、講義の収録・配信から開始している。
(※徳島キャンパス開講の法学授業を香川キャンパスへリアルタイム配信)
3、情報システム (TV会議部分:polycom HDX) の活用
(※予定_教員を目指す学生の交流会)
4、情報システム(講義収録部分:photron Power Rec)の活用
(※予定_教職実践演習の実践事例の収録)
5、クリッカー(keepad Japan社のオーディエンス・レスポンス・システム)の活用
・コンソーシアム事業の教員免許状更新講習会やオープンキャンパス(高大 連携)で使用した際に高評価が得られたので、後学期における教員養成系 科目やコンソーシアム行事での有効活用、連携大学への紹介につなげたい。

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