▲徳島文理大学ホームページに戻る

 

「第7回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」参加報告

< かけ算であそぼう >

 9月11日、12日の2日間、大阪府立大学で開催された「第7回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」に「教員養成コンソーアム四国」の推進事務局員が参加し研修しました。
このフォーラムの開催趣旨は、学術・文化の中心として、また、教育基盤の礎として学術文化の創造と発展、交流を担う拠点である大学が、広く知を公開し、地域社会の発展に寄与するとともに、さらに、一つの大学から連続組織体であるコンソーシアムを形成し、地域、行政、企業、教育の4部門がそれぞれ連携・連動することで、地域の多様化から独創性へと進路を拡げ、幅広く個性が開花する時代の一翼を担っての実践について広く情報を発信する場を提供するというものであります。
以下のような日程で2日間にわたり開催されました。

◆開催概要
(1)日時    :2010年9月11日(土)、12日(日)
(2)会場    :大阪府立大学中百舌鳥キャンパス 〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1番1号
(3)共通テーマ :「人材育成の新たな地平−大学コンソーシアムの挑戦」
(4)プログラム
【9月11日(土)】
□11:00〜17:00 ポスターセッション
□11:00〜13:00 受付
□13:00〜13:05 挨拶(5分)大阪府立大学 理事長・学長 奥野武俊
□13:05〜13:45 基調講演(40分)山中 諄 氏
社団法人 関西経済同友会代表幹事 南海電気鉄道株会社  取締役会長兼CEO
□13:45〜15:25 シンポジウム (100分) 自治体・文科省・大学関係者・経済界より
□15:35〜15:55 文部科学省からの報告(25分)
□15:55〜16:15 全国大学コンソーシアム協議会運営委員会報告(20分)
□16:15〜17:00 ポスターセッション(コアタイム)
□17:00〜19:00 分科会(120分)
□19:15〜20:45 情報交換会(90分)
【9月12日(日)】
□10:00〜12:00 分科会(120分)


全体会「基調講演」の様子




全体会「シンポジウム」の様子







第4分科会「高大連携」発表の様子




第4分科会「高大連携」質疑応答の様子


第4分科会「高大連携」の報告(実施状況など)


◆発表1「中学生と高校生を対象にした連携事業」
 報告者:矢野裕俊氏(大学コンソーシアム大阪・大阪市立大学教授)

○コンソーシアムの高大連携事業に関する報告・意見交換を目的に、年に1、 2回部会構成大学、高等学校長、県・市教育委員会からなる「高大連携部会 幹事会」を開催している。
○17年度より、毎年、高大連携フォーラムを開催し、高大を通じた共通の 教育課題を研究している。
○18年度より、「高校生のための大学フェア大阪」を開催し、民間の進学フ ェアとは異なる高校生の進路学習の機会となるような内容をめざしている。(模擬授業、卒業生トークショー、分野別進路ガイダンス、大学別相談コー ナ ーの4つの企画)
 *22年度は45大学中35の大学が参加した。
 *年間指導計画として位置づける学校や参加高校生の増加、他県の高校 が増加している。
○府内の全中学生を対象に、大学との連携のもと各種講座を開催実施する「大 阪中学生サマー・セミナー」を開催している。20年度から開始し、22 年度は大学、専門学校、大阪弁護士会が合計61講座を提供した。21年 度は3729名の参加申し込みがあった。講座の内容は,理数、国語、科 学、国際理解、英語、情報科学、芸術、人文、社会科学等である。
○一方的サービスから相互連携へ、連携事業の創出と運営の仕組みづくりが 課題である。


◆発表2 「小学校から大学まで一貫したキャリア教育の連携」

 報告者:黒木 淳氏(南大阪地域大学コンソーシアム・キャリア教育担当)

○|楼茲粒惱儺’修慮上、∋此Τ悄Υ叡楼莽携の推進を南大阪地域大学 コンソーシアムの目的として、学生の活動支援を主眼にした事業を展開し ている。
○南大阪地域大学コンソーシアムのキャリア教育支援事業としては、経済産業 省受託事業を除いて、.ャリア教育実践事業受託(市教育委員会より)、 教員研修助成事業(教員研修センターへ)、6軌研修受託(府・市教育セ ンター等より)な顕幣弊鑪的大学連携支援事業「実践力のある地域人材の 輩出」、ゼ転車企画をとおして社会問題を考えるコンテスト、がある。
○学生参加による幼小中高でのキャリア教育では、「思考リテラシーの育成を ベースにしたキャリア教育プログラム」を提供をしている。17年度から2 1年度で実施校45校、参加児童生徒数は3984人、トレーナー・サポー ターとしての参加学生数は100人であった。
○大学教育におけるキャリア教育実践として、PP講座(Power up  Practice)、2泊3日の関空合宿、大学連携キャリア教育センターに おけるキャリア形成支援などを行っている。
○南大阪地域大学コンソーシアム単位互換制度参加大学で「キャリアと社会」 2単位の単位互換を実施している。


◆発表3 「中山間地域の高校を対象にした遠隔授業」
 報告者:中田美喜子氏(教育ネットワーク中国運営委員会委員・広島女学院大学准教授)

○広島県における大学コンソーシアム,教育ネットワーク中国では、県内備 北地区の高校と連携し、高校と大学間でインターネットを利用した遠隔授 業を実施している。
○広島県教育委員会が配置している「平和ネット」といわれるネットワーク を利用してインターネット接続を行っているが,備北地区の高校との接続 が遅いので別に回線を接続した。インターネットそのもののインフラに地 域格差があった。インフラ整備に設備投資が必要だった。
○講義方式として、資料はプレゼン用ソフトで作成する。講義時間は45分 間にまとめる。手持ち資料があれば事前にメールで送付しておく。
○授業については、高校・大学両方へ技術サポートの人員を各1名配置して 機材を設置した。22年度前期では9科目を4高校へ配信している。
○遠隔授業について興味深く授業を受けている高校生が多く、文化系の科目 がほとんどだったため、高校側からは理系の科目を受講したいという要望 があった。
○課題としてインフラ整備の必要性と過疎地域への連携も含めて検討してい く必要がある。

Copyright2008TokushimaBunriUniversityAllRightsReserved.